今日はライアーの弦の張り替えというマニアックな話題ですが、必要な人にはちょっとだけ役に立つかもな話題です(*^_^*)。
それにしても、当たり前だけど、張り替えたら
ピカピカ〜✨✨✨
響きもゴージャスです✨✨✨
実は、このコロイのソプラノライアーがうちに来て、すでに10年ほど経過しました。一本だけ切れたことがあり、それはオイリュトミストの穴田さんにオイリュトミーの講座の日に持参して張っていただきました。自分で出来るとは思ってなかったので。
実は、10年前、買ったばかりの弦は堅い音がしてたのです。それが、だんだん音が柔らかくなってきて、それは弦が変化したのかと思ってたんですね。なのでずっと、せっかく良い感じの音になったのだから、と、弦を替えたいと思ったことはこれまで無かったんです。
それが、このところ、いろんなライアーのお世話する機会に恵まれ、うちの子も弦を替えたら響きが変わるかも?と初めて思ったのです。
あといろいろ調べていたら、毎日弾く人は2、3年に一回張り替えとあったのでびっくりしてしまいました。
(ちなみにライアーのお手入れとしては毎日、綺麗な手で弾いて、弾いた後、布で拭くことだそうです。)
で、替えてみて思ったのは、買った直後は私(弾き手)の手というか身体の方が堅かったから音が堅かったのだろう、おそらく、ということでした。
今、張り替えた新しい弦を弾いても、音が堅くは無いのです。
そうだったのか〜✨
ほんとうは先週のライアーの講座の前に替えたかったのですが、ギリギリ間に合わず、弦が到着してから結局10日過ぎてしましました。やっと昨日落ち着いて向き合えました✨
弦の総張り替え。
昨夜9:30頃から初めて、12:00前に残り10本残してダウン。今日の午前中1時間ほどで完了。合計で、たっぷり3〜4時間かかりました(・_・;。
35弦なので、1本当たり5分くらいの計算ですね。。。
先月、キンダーハープ7弦やキンダーライアー12弦など、3台ほど張り替えたので、慣れた感覚がありましたが、いやいやどうして、慣れてませんでした。
全部外すと音が取りにくそうで、
2、3本ずつ張り替えていきました。
ココからやり方ですーーー
まずピンを調弦器で緩めて(だいたい3回転)、弦をペンチでカットして外します。
ピンの穴の向きをこちら側に向けておき、ピンを磨き、ついでに普段お掃除出来ないところを布で拭きます。そして半音の弦、向かって右の弦、左の弦の順に張っていきます。
弦をピンの穴に通し、まず、弦を穴から4、5cm出してペンチでカットします。
弦をまっすぐに保つようにして、ピンまで緩めて左手で固定しつつ、ピンを調弦器で閉めていきます。弦は結構思った通りに巻かれて行くので不思議です。指で軽く押さえつつ、調弦器を占めると巻かれて行きます。だいたい2〜3周。
音をチューナーで合わせます。
張る弦の高さを均一になるように揃えつつ、半音の弦は低く、ミとシもほんのちょっぴりだけ低めに、これって結構大変な作業。。。でも好きかも。
ぼーっとしていると、閉めすぎて、切れそう!という瞬間が3回くらいありましたが、切れませんでした。…よかった。
こちら終了直後の写真。
作業風景もだいたいこんな風で必要な道具は少しなのですが、結構気力が必要。
10年前、ライアー購入直後は、私が弦を張るなんてあり得ないと思ってました。
人は変わるものですね。
何事も経験です。
ライアーがまた一層身近に感じて、愛おしくなるようです。
これまでの弦たちには感謝して、弦供養したいなと思いました。ありがとう。