全摘(2015年)から再発(2019年)まで | ステージ0で再発!片乳なし子のサバイバー生活

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ステージ0で全摘から4年弱で骨、リンパ、肺に転移した状態で再発が発覚!

2015年6月末

娘の断乳から半年以上たつのに右胸のしこりが消えない

ちょうどその時期に身近で「しこりを半年ほど放置していて検診にいったらステージ4だった」とか、体調不良が続き、いよいよキツいとなって病院に駆け込んだら末期癌でそのまま1週間後ぐらいに亡くなってしまった」という話を聞いたので、ちょっと怖くなって念のため私も検査をしてみようと思い、検診の予約をした。

北斗昌さんが乳がんを公表するちょっと前だった。

 

まさか癌だとは思わないので「癌じゃないですよ」というのを確かめるために検診にいったようなものだったのに、マンモとエコーのあと診察室に呼ばれたときに「針生検」を勧められ、軽く頭が真っ白になった。

待合室でもフラ~っとしてぼーっと座っていたら看護師さんから「大丈夫ですか?」と言われたような記憶が…。

結果は2週間後だったので、それまでの間いろいろ調べすぎないようにした。

一応しこりのサイズ的にステージ2か3ぐらいかな…抗がん剤をやるのかな…ぐらいは覚悟していたので、結果を聞きに行ったときはけっこう冷静だった。

実際はステージ0「非浸潤がん」なので転移再発の心配もなく抗がん剤などもしなくて良いとのことだったのでそこはホッとしたけど、しこりのサイズが3cm以上と大きかったので全摘を勧められた。

 

 

2015年8月9日

手術(右胸全摘)

2日前ぐらいから入院して、テープ類に対する肌のアレルギー反応をチェックしたりした。

ちょうど自宅のリフォーム計画中だったので、いろいろ資料を持ち込みなるべく手術のことを考えないように過ごしていたけど、前日の夜に「緊張しますよね~。眠剤飲みますか?みなさん飲んでますよ~。」と頼んでもいないのに薬を出してくれた(笑)

あと、下剤も飲んだけど、トイレから離れられないぐらいピーピーくると聞いていたのにそれほどでもなく3~4回トイレに行ってあとは普通に寝れたような…。

当日は午後からの手術だったので午前中はとくにすることもなく時間が近づくにつれてだんだん緊張してきた。手術室まで歩いていって、眼鏡を外して台に乗ると麻酔担当の人が挨拶をして、さっそく「お薬入れますね~」と麻酔が入り、頭がぐるんぐるんと回るあの感覚がきてあっという間に意識がなくなり、目覚めたときは病室のベッドだった。まだ意識が朦朧としていたけど旦那に「写真撮っといて~」と頼んでいたのは覚えている。

術後の経過は順調で、傷の痛みはほとんど感じなかった。

痛み止めの薬ももらっていたけど飲んだかどうかも覚えていない。

歩けるようになったら1日4000歩を目標にどんどん歩くようにと万歩計を渡されていたので、病院の周辺を散歩したり、コンビニに行ったり、バスに乗って出来たばかりの駅ビルに行ってみたりした。

一応がん患者の中では若い方なので回復も早く、先生も毎朝の回診で「はい、順調!」と特に心配はしてなさそうだった。

予定通り、1週間ぐらいで退院し、2週間後ぐらいから仕事に復帰した。

最初の1か月ぐらいは少しだけ右腕が上がりにくかったけど、それ以外特に生活に支障はなかった。

 

 

その後は1年に1度の定期検診のみで、抗癌剤はもちろん飲み薬なども全くなく、がん患者を名乗るものおこがましいなぁ…という状態が4年ほど続いていた。

このころは「ステージ0」だし「再発、転移はしない」と聞いていたのでこの4年間はなーんにも心配せずに何事もなかったかのように過ごしていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

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