今、Soup cafe あかりを閉めて、改めて起業してからのことを振り返ると、「自分を許しながら歩く」という行程の旅だったなぁと思う。
自分オリジナルのものを生み出したくて、震災の翌年、カフェを起業して、数年は、ただがむしゃらに頑張って・・・。
「人や社会の役に立ちたい」とか
「好きなことを仕事にして、経済的にも人間的にも自立したい」
とか、目標にしていたけれど、
本当は、自分のことが好きになれなくて、だから、人から価値があると思われるような存在になりたくて、
「誰かの役に立つこと、価値あるものを生み出すこと」に
ものすごくこだわっていたなぁと思う。
(いわゆる承認欲求ってやつですね 笑)
カフェをオープンして丸2年が経って、いろいろなことに慣れ、経営も安定した頃、
毎日好きな仕事をして、それで生活もできて・・・という
一見恵まれているようにみえる自分が、本当は幸せを感じて生きていないことに気付いた。
「自分も店もまだまだだ」と、思って頑張り続ける日々は
とても充実しているし、私はいつでも楽しんでいる。
そう思い込もうとしていたけれど、自分の心の奥底にモヤモヤしたものが広がることをおさえられなくなった頃、作家、本田健さんの八ヶ岳での合宿を知った。
参加した合宿では、全国から集まった50人近くの人たちと共に、いろいろなワークに取り組んだが、一番衝撃だったのは、
その頃自分でも結構気に入っていた
「いつもポジティブで、前向き」という自己認識が崩れ去ったこと。
今まで私が、自分にとって都合が悪い(と、思いこんでいた)ネガティブな感情をどれだけ切り捨て、封印してきたかを思い知って、これまでの自分がすべて虚像だった気すらしてしまい、とてもショックを受けた。
心理学を学びながら、「自分の心を内観する」ということを意識して過ごすようになってからは、結局いつでも「自分がダメだと、ジャッジしている自分」との出会いの連続だったと思う。
事あるごとに、
「自分が知らなかった、残念このうえない自分 笑」に気づき、愕然としたり、恥ずかしくなったり、落ち込んだり、そして時にはやさぐれたり・・・(笑)
(無意識の承認欲求にはあんまり振り回されなくなったけれど、内面的にはなかなか忙しい日々・・・笑)
そして、本当の感情を受容することに取り組み出して、2年少し経った頃、今の師である平野あやさんと出会い、
どうしてもあやさんから学びたくて、フリーダムディスティニーの「ライトワーカー覚醒プログラム」に申し込み、受講。
(当時、ヒーラーやライトワーカーになる気は一切なかったのだが・・・笑)
それがまた大きな転換点だった。
あやさんからは、
まずは自分が世界から愛を受け取り、
幸せになることがどれほど大切なことかを丁寧に教えて頂いた。
そこからまた、さらに深いレベルで「自分を受容し、許す」という旅が始まったのだと思う。
あやさんという師に出会い、
愛を受け取り、LOVINGというエネルギーワークの施術を受けることで、
自分ではなかったものが解放されて、生きることがどんどん楽しくなった。
人はいくつからでも、どんな状況からでも変わっていける。
どこまでも本来の自分になりゆくことが出来るし、
どこまでも幸せになっていける。
心からそう思えるようになった。
人生の流れというのは不思議なものだと思う。
カフェをやりたい。
そう念願していた昔の自分が想像すらしていなかった道を
ふと気づいたら選んでいたりする。
そして、その選択が、自分にとって、とても自然なことのように思えたりするのだから・・・。
「愛の循環は、まず受け取ることから始まる」
と、あやさんはおっしゃっているが、
私もたくさん愛を与えられたことで、自然と感謝の気持ちが沸き起こり、
「愛すべき」ではなく、「愛している」と思えるようになった。
もちろん、人としても、ヒーラーとしても、まだまだ未熟だし、自分と向き合い、整え続けることにも終わりはないけれど、
以前のように、それがしんどいと思うことはなくなった。
ありのままの自分を愛してくれる人たちがいて、
望みを叶えてくれるLOVINGというツールがあるから。
その大好きなLOVINGが
私のようにそれを必要とする方々に届くように、
ヒーラーとして、ライトワーカーとして、これからの人生を生きていきたいと思う。