365日前のこと

昨年の5月6日、私はスピードスケート選手としての競技生活から引退を表明致しました。
たくさん悩み、たくさんの方からアドバイスを頂きました。

私が持つ責任とは何なのか…

支えて下さった多くの方。
スケートに携わって来た時間。
自分自身。

それぞれに向ける責任を考え出した結論が引退という道でした。
もちろん、スッパリ、キッパリではなく。
半年後にもオリンピックのレースが思い出され目がにじむ時もありました。

しかし、ゼロから一歩を踏み出した今を、どんなに辛い時が来ても歩み 続けたいと1年過ごして来ました。
92歳になるおばあちゃんが教えてくれました。
「辛いこと、苦しい事はそうは長く続かない。だから少し耐えれば必ずいい道が見つかる。それから目をそらしてしまえば、前には進まない。」
92歳の大先輩が言うのだから間違えは無いでしょう…

この一年私は一社会人とし、そして元アスリートとしてたくさんの方と出会いました。
スケート教室や講演先、また会社に来てくださったお客様など。たくさんの人と触れた時間はとても幸せな時間でした。

そして、明日から私はまた元の場所に戻ります。今度は形が変わりコーチとしてチームに戻ります。
指導者としては未熟すぎます。
しかし、選手目標が自分の目標と胸を張って言えるコーチになれる様に頑張りたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

コーチになり振り袖もまだまだ着れそうだし～

好きな鶏飯を食べ明日から頑張ります(^-^)


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