相手と歩調が合わない時(失敗を振り返って) | はっぴーはぐ★ママ達のしあわせのために

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しあわせ子育てサークル「はっぴーはぐ」主宰、子育てコーチ、子どもの生きる力を育む美徳講座(Virtues Project)ファシリテーター、公文式教室の指導者であるSAYURIが、子ども達の無限の可能性とママたちの輝きと喜びと活力を引き出すヒントを綴ります。

早いものでもう11月。
今年もあと2ヶ月を切りましたね。
一日一日を大事に過ごしたいですね。

さて、土曜日はVirtues Projectのディープニングに参加しました。
ファシリテーターのための勉強会です。

その日、トップバッターでカードをピックしました。
引いたカードは、「平静」

私に必要な美徳です。

海で言うならば、私はいつも荒波。
静かな海にいつかなりたい。

そんな私に皆さんがたくさんの美徳を承認してくれました。

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あと、皆さんのお話の中に出て来た素敵な言葉のギフト。

・時間の使い方は、命の使い方。
・今苦しみの中にいる人は、顔を上に上げなさい。
・自分との約束を守り続けることで、自信が生まれる。
・もしも誰かが道連れと歩調を合わせていないとすれば、その人は別な行進曲を聴いているからかもしれない。それがどのような音階であれ、かすかにしか聴こえない音楽であれ、彼がその音楽に合わせて進むことを認めるべきである。


最後に書いたギフトの言葉で思い出した自分の失敗談。
20代後半、当時働いていた大手英会話スクールでの話。

青森校時代に、生徒さん達の契約更新率で日本一になった時。
東京の会議でその結果を知り、学校に残っていた講師たちに、その報告とお礼と、
「そしてこれに満足することなく、更に上を目指しましょう!それが出来るメンバーだと思ってます!」みたいなことをFAXで伝えました。

すると、日本人の講師たちは理解してくれましたが、
外国人講師たちから「自分たちはもう十分頑張っている。これ以上は頑張れない」とのリアクションが返って来ました。
更に前向きに頑張って行こう!という時に、空気が悪くなってしまったことがありました。

目指しているところが微妙に違ったのでしょうけど、
私の感覚を、他の人も持っているとは限らない(むしろ、同じような感覚を持っている人は少なかったと思います)。
例え私が上司だとしても、それを一方的にチームに求めては良くない。

特に外国人と仕事をして、日本的な上から目線の命令はチームワークを悪くすることを学びました。
結果が出ている時は、自分の行動がすべて正しいと勘違いしがちです。
特に、出世街道まっしぐらにいると、自分を過大評価しがち。
日本人はまだ黙ってついて来てくれるところがありましたが、
自己主張に長けている外国人は、そうは行きません。
相手を尊重することをたくさん学ばせてもらいました。


「相手と歩調が合わない時、相手は別の行進曲を聴いているかもしれない」

まさにそんな経験をたくさんさせてもらった仕事でした。
そして、それは今も忘れないようにしようと、改めて思いました。