関東では比較的、お天気に恵まれた大型連休がおわりましたが、皆さんはどこかにお出掛けになりましたでしょうか?

被災地に行き、ボランティアをされた方もいらしたかもしれません。
私も現地へ応援に行けないかわりに、せめてもと寄付をしたり、インターネットで熊本の農産物を注文したりしました。

長く続く余震に、被災者の方々の不安やご苦労はいかばかりかと胸が痛くなります。今後も、地味ながらも自分自身に出来ることを考えて復興のお手伝いをしていこうと思います。


さて、この大型連休中、鎌倉は連日、観光客でおおいに賑わっていました。ところが私のほうはといえば、せっかく娘が遊びに来てくれても、あいにくほぼ仕事をしておりました。

そんななか、昨日は妹夫婦がお墓参りで鎌倉に来たので、私も仕事が終わった後、一緒に『竹寺』という通称で有名な報国寺を拝観してきました。

久しぶりに訪れた報告寺は、連休中のせいか沢山の人で賑わっていました。ようやく連休らしさを実感しつつ、境内を散歩をして抹茶をいただきました。



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いたるところに、タケノコがひょっこり地面から頭を出している姿がありました。ここまで育つと、晩春というより初夏に近い感じがしますよね。




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先日、友人から鎌倉でお花見をしたいと誘われて、北鎌倉で待ち合わせいたしました。

久々に、円覚寺を拝観してきたのですが、この時期のせいでしょうか。あまりの人混みにびっくり。

海外からの観光客が多く、散りゆく桜を惜しむかのように写真におさめていました。

私も友人も着物を着ていましたので、たくさんの外国の旅行者の方にカメラをむけられ、ちょっといい気分でしたよ。着物を着て行って良かったと思いました。

お寺で桜の花と着物姿の女性……とくれば、まさに日本の象徴なのでしょう。良い記念になったとばかり、とても喜んでくださいました。皆様もお出掛けの際には、ぜひお着物をお召しくださいませ。



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友人です。渋いコーディネートが小粋ですね。桜を背景にすると、とてもバランスよく調和して見えます。



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桜の花も盛りを過ぎていましたので、私は葉桜や大島桜をイメージしてみました。葉脈をモチーフとした小紋に、名古屋帯はよく見えませんが、花喰い鳥の柄です。



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あまりに混んでいたので、我が家で遅めのランチです。
前の日に準備をしていたので、ゆっくりとおしゃべりを楽しみました。










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鎌倉市内には、あちらこちらに桜の名所がありますが、
なにも遠出をしなくてもゆっくり桜を愛でるなら、やはりご近所の桜のアーケードが一番。

というわけで、今日は昼下がりに桜のアーケードで「桜まつり」という町内会主催の催しがありましたので、ちょっと顔を出しに行ってきました。

年々、少しずつにぎやかになってきていて、オープンエアーカフェが出店していたり、腰越中学校の学生さんによる野点の席を設えてあったりしました。

それと、しらすのクレープ巻やソーセージなど、ちょっとした軽食にアルコールを出してくれる店もあり、近隣の人達で和やかに盛り上がっていました。

ポカポカ陽気に誘われて、みなさん思い思いに談笑していました。犬の散歩がてらのんびりとベンチに座って桜見物をしている方、犬友同士でおしゃべりをしている方、興味津々といった表情でお茶席の様子をのぞき込んでいる子供達など、老いも若きもあらゆる世代の方達が花見を楽しんでいらっしゃいました。

そういえば、私も
お花見のシーズンはひたすら桜を追いかけて、どこまでも愛犬とお散歩を楽しんだものですが。

そんなふうにして桜にまつわる思い出をあれこれと考えていますと、本当に日本人はなんて桜好きなのかしら……とおかしくなってしまいました。

きっとそれは、現代も昔の人も変わらないのでしょうね。


『さまざまの こと思ひ出す 桜かな』


シンプルですが、本当に桜の季節は、この句がぴったり。


今年の桜を、あなたは誰と見ましたか?
そして、いったいどんなことを思い出したのでしょうか。













野点です。学生さんが丁寧な所作で、お茶を振る舞っていました。
ほほえましいですね。なんと、お茶代は百円でした。








桜のアーケードに咲いている大島桜です。
空に映える真っ白な花房がすがすがしいですね。
天気が良いと、この桜のアーケードからも
遠くはるかに大島が見えます。大島桜越しに大島を見ることができるなんて、なかなか面白いのではないでしょうか。







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桜の満開便りをあちらこちらで耳にする、今日この頃です。
だいぶ暖かくなりましたね、ちょっとご近所に散歩に出掛けてみました。

うららかな陽気の中、我が家の王子様(かわゆい孫)と、ご近所の庭先で可愛い置物の猫ちゃんに出会いました。

あまりにも可愛いらしく、思わず悠生君もなでなでしてしばらくその場をはなれずにいたほどでした。良く出来ていましたよ。

それからも、よくご機嫌で歩き回っていました。
そんなかわいい写真をとって来ましたのでアップいたします。



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一瞬、本物?
と、近寄ってまじまじと見つめてしまうほどです。
まさか置物の猫ちゃんとは思いませんでしょう


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これはなんでしょうか。
ハリーポッターで登場する白フクロウのようにも見えましたが、


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やっぱり猫ちゃんがお気に入りの様子です。
幼児にも、出来の良さやかわいらしさがわかるのかもしれませんね。





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先日、江戸東京博物館に、ダビンチの「糸巻きの聖母」が展示されているとテレビで知り、さっそく観に行って来ました。

現地に到着してみると、まさに長蛇の列。大盛況で、あまりの人混みにびっくりしました。

私は知らなかったのですが、偶然その日は、65歳以上は入館料が無料になるという、大変お得な日だったのだそうです。1,600円もする入館料が無料になるというのですから、なんと剛毅なことでしょう。

なんとも調べてくれば、この混雑をさけられたのでしょうね

さて、お目当ての絵を見るまでにずいぶんと時間がかかりましたが、やっとのことで聖母に会えて感激しきりでした。

こうして目の当たりにしてみると、母としての静かで優しい眼差しのうちに、どことなく憂いに満ちたような少しさみしげな表情に見えました。

それは、『イエス』がこれから歩んでいくことになる数奇にして過酷な人生を、母親ならではの本能で察知できたからではないか……とのことでした。

自らのうちに芽生えた不吉な予感を振り払おうとするかのように、我が子イエスを胸元に抱き寄せようとする聖母・マリア。

静謐な画面からは、美しいだけではない「何かが」ひたひたと訴えてくるようです。

もしかしたら、この絵画がかつて盗難にあい、持ち主の手を離れ行方不明になった様々な経緯がある作品だけに、なおさら謎めいて神秘的に見えるのかもしれませんね。

こうした名画を日本にいながらにして、気軽にみにいけるチャンスはそうないことですので、思いきって出掛けてよかったと思いました。

じっくり特設展をみたせいか、常設展の方はさっと一回りして帰ってきましたが写真を撮って来ましたのでアップします。


江戸の街並みを見事に再現したジオラマです。
日本橋かいわいの賑わいや芝居小屋の景色など、一見の価値はありますよ。


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当時の江戸庶民の暮らしぶりをとてもリアルに再現してありました。



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今日は着付教室のお稽古日でした。今回のお勉強の内容は、1分で結べる「たたみ帯」の練習をいたしましたところ、とっても簡単楽々便利で、しかも美しく着られると大好評でした。

お出掛けの時に、きれいに美しく手早く結べたら……と思いますよね。ましてや、塩瀬などのポイント柄ですと、ちょうど良い位置に柄合わせをするのも慣れないと難儀しますもの。

また、年月とともに体型が変わったことで、長さが足りず結べなくなってしまったり、ポイント柄の模様がずれて思うように結べない事はありませんんか?

そんな時に、この「たたみ帯」は便利です。気軽に着付けが出来たらお出掛けが楽しくなりますし、お着物がもっと身近になるのではないでしょうか。

なんといっても、お着物の着付で最大の難関は帯結び。帯をきれいに簡単に結べれば、お着物に対する苦手意識も克服できると思うのです。



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生徒さんの帯です。お気に入りだったそうですが、短くなって締められず、まさにお蔵入りになっていたそうです。

そこで、「たたみ帯」にしてみました。お太鼓部分は軽く縫いとめてありますので、前帯は身体にまきつけるだけでOK。まさに、目からウロコ。帯を切らずに作るので、大喜びしていらっしゃいました。


以下、生徒さん達の帯をそれぞれ「たたみ帯」にしていったところです。




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私は生徒さんに指導をするとき、お着物の着付はもちろんですが、帯も身体の真横から見たとき、きちんと美しくなければならないと気を配っています。

適当に手をぬいて突っ込んだり、ごまかすようなお着付をすると、どこかにシワが寄ったり、着崩れてきてしまったりするものです。ひとつひとつの段階を丁寧かつ適切に処理していくことで、どこから見てもきれいなお着付が完成するのです。

とはいえ、お教室の生徒さん達には、ひとりで楽ちんかつきれいに着られる方法も伝授しております。そのひとつの方法として、「たたみ帯」を紹介しています。

この方法なら、帯もきちんとたたんでありますのでシワにならずきれいです。そのままタンスにしまうのも、お出かけするときに準備の手間がはぶけて良いアイディアだと思います。

ただその場合は、帯山のところにタオルを入れてしまいましょう。そうすれば、帯山がぺしゃんとつぶれませんので大丈夫ですよ。

いかがでしょうか。どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。



最後までご覧頂きましてありがとうございました。








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節分を過ぎれば、そろそろ春も遠からじ……

そんな気持ちでおりますと、毎日梅の花が一輪、また一輪とほころんでいく姿にときめきをおぼえる今日この頃です。

さて、来る春にむけまして「鎌倉アカデミー着物着付け教室」では、春季生を募集いたします。授業料はお月謝制で、おひとりおひとりのレベルやニーズにあわせて各種コースをおすすめしており、また状況によっては短期集中コースなどの相談にも対応させていただきます。



「鎌倉アカデミー着物着付け教室」

・初心者コース 6か月(月2回×5,000円)
 ひとりでキレイにお着物を着られるようにするコースです。
 曜日はご相談の上、隔週で月2回です。
   午前コース 10:00~12:00
   午後コース 
13:00~15:00


・上級者コース 6か月~(月2回 8,000円 ボディ使用料込)
  他装をメインとしたコースで、お嬢様やご友人などにキレイにお着付できるよう、丁寧に指導させていただきます。また、創作帯に特化したコースなども設けております。
 曜日はご相談の上、隔週で月2回です。

   午前コース 10:00~12:00
   午後コース 
13:00~15:00



ご質問等は、当ブログメッセージ欄へお気軽にお問合せくださいませ。
鎌倉に観光がてら、お稽古をはじめてみませんか?

慣れてきたら、お着物を着て鎌倉散策をすれば、もっと街歩きも楽しくなりますよ。











最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。


 


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月日がたつのは、はやいものですね。あっという間に一月も明日で終わり。

嫁ぐ娘の引っ越しの荷運びが終わり、ベッドや箪笥、ドレッサーがなくなった部屋はやけに広く感じました。なぜだか、この家に入居した時の景色がフィルムのように二重写しになって重なります。

がらんとした部屋の中のお掃除をしながら、思わずあれこれと物思いにふけってしまいました。

さまざまな思い出が、メリーゴーランドのようにゆっくりと駆け巡ります。キラキラとまぶしくて、華やかで、それなのにちょっぴり切ない優しい時間。追憶は果てしなく、何度でも繰り返しては過ぎていく。

夫が亡くなった後、いつでも私のそばでそっと寄り添い支えてくれたわね。貴方がいたから、乗り越えてこられたのだと、心から感謝しています。

ありがとう。もう私は大丈夫だから、貴方の幸せだけを考えてくださいね。

一時は一生結婚をしないのかしら……と心配したものでした。
傍らに寄り添う人のいる幸せを感じて欲しいと、心から願っています。

お料理やあれこれと心使いの出来るあなただから、きっと幸せになれると信じています。

貴方の幸せが、私の幸せなのですよ。


 
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最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。











暖かなお正月から一転して、雪が降り寒さがきびしいこの頃ですね。

成人式の後、気温の変化に体調がついていかず、風邪をひき閉じこもっていました。

成人式の準備やらプライベートなどでいそがしく過ごしていたせいでしょう。さまざまな緊張感から解放され、少しのんびりと徒然なるままに日暮らしておりました。そんなある日、うれしいメ-ルをいただきました。

私が成人式にお着付けさせて頂いたお嬢様が、お礼の言葉とお写真を送って下さったのです。とってもうれしく思いました。

メールには、夜遅くまで着くずれもせず楽だったこと、帯結びがご家族やご友人に褒められ好評だったことなど喜びのメ-ルをいただきました。


お写真をアップさせていただきます。ご覧下さい。


 

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背後から写した写真ではないのでわかりにくいと思いますが、銘は「吉祥天女」です。吉祥天女は美と福徳の女神。帯を結んだお嬢様に、そのような幸運が授かるようにとの願いを込め、創作した帯です。

若い女性らしい華やぎと品格を合わせ持つ帯の様子に、ご両親はもちろん、お姉さまなどご家族が歓声をあげて大喜びしてくださった光景が思い出されました。

毎年、成人式のたびに、創作帯を考案するのに四苦八苦しています。それでも、喜んでくださるお嬢様やご家族が喜んでくださる姿を見ると、なにもかもが報われた心地がするものです。

やはり、こうして人生の門出をお祝いする「成人式」という行事に参加できることは、私にとってとても喜ばしいお仕事なのです。

遅ればせながら、新成人の皆様に心からのお祝いを申し上げます。








最後まで御覧くださいまして、ありがとうございました。







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昨日、所要で東京 虎ノ門へと出掛けました。
駅近くにある金刀比羅神社の前を通りかかりましたので、せっかくだからとお参りをすることに。

すると、ちょうど
一般社団法人江戸消防記念会第二區道具中のみなさんが梯子乗り奉納をするというので見てきました。

鳥居をくぐり、社殿の前でとび職の職人さんたちが出揃います。梯子乗りに使われる梯子は高さ6.5m、15本の横木をわたしてあって、真新しい青竹で作られていました。てっぺんのあたりには、正月らしいお飾りもしてあり、この梯子を職人さんたちが鳶口と呼ばれている槍のようなもので支えていました。

こうしてしっかりとすえた梯子を、演者となる職人さんがするすると、それこそ、猿のようにあっという間に梯子の先までのぼっていきます。演じる側も大変ですが、下で支える側も力がいるでしょうし結束力が要求されるのでしょうね。

梯子乗りの技は、おもに頂上技・返し技・途中技・わっぱ技という4種類に大別されるそうです。4種類の技はさらに細分化されており、各種ごとに8つの技があるそうです。すごいですね。

職人さんたちの勇姿をご覧下さい。



















この後、浅草まで足を伸ばしました。
お正月の浅草は、それはもう賑やかで楽しかったです。新しくできた観光スポット『まるごとにっぽん』を見てきたり。久しぶりに都会のお正月を満喫しました。








最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。





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