図書館から借りて来た、東野圭吾『希望の糸』を読み終えました。




殺人事件は発生しますが、メインはそこでは無いような。

読後感としては、ズッシリと心の底にのしかかる物を感じます。

親子って何だろう、家族って何だろう、血縁って何だろう…?

血縁が有ることで、心の拠り所を強く感じることがあります。

でも、家族って血縁だけでつながるものでは無いと思います。

共に暮らしている人達の、気持ちの繋がりが大切なのではと…

そこに『愛』が無ければ、虚しいだけなのでは。


などなど、考えてしまいました。

完璧では無く、不完全な者達の集まりである家族。

心安らぐ場所であれば、嬉しい。

そう願います。