こんにちは。
熊本県在住 管理栄養士の中村早百合です。
先日だしの大切さについてブログを書きましたが・・・
読んでいない方はこちら
だしの種類で娘の食欲が変わるならばきちんと味をみてみようじゃないか!と思い
本日はだしのテイスティングをしてみました
昆布だし
かつおだし
こんぶとかつおの混合だし
いりこだし
市販の顆粒だし
の5種類を準備しました。
「なんか管理栄養士っぽいね〜!」とそばにいた夫。
学生時代修士論文の中で官能検査もしてたのでね!
以下、テイスティングの際の会話の一部始終を・・・笑
【昆布だし】
私「うん、昆布だね・・・」
夫「うん・・・」
【かつおだし】
私「うん、かつおだね・・・」
夫「うん・・・笑」
【昆布かつおだし】
私「やっぱり美味しいね!」
夫「味が濃い感じがする〜」
【いりこだし】
夫「少し苦味がある気がする・・・」
私「頭と腹ワタ取ってないもん・・・」
今回は丸々一尾でだしをとりましたので!
↑というかいつも頭と腹ワタ取ってません(面倒くさがりなもので)
【顆粒だし】
私&夫「おぉ〜」
夫「すごいね!昆布やかつおの旨味も再現してあるけどなんか・・・」
私「後味に変な甘みと塩気が・・・」
顆粒だしを飲んだ後は水を飲んでも不自然な甘みが口に残りました。
この味は苦手・・・
ということで結果
離乳食には今まで通り昆布とかつおの混合だしを使うことにします!
市販の顆粒だしは便利だけれど離乳食にはやっぱり避けたい・・・
裏面の食品表示を見るとそう思ってしまいます。
子どもの食事の中でやはり気になる食品添加物。
化学調味料や食品添加物はきちんと研究で安全性が確立されています。
現在の食事の中では全て避けることは難しく、保存性などを考えても必要なものであることは確か。
ですが、私は懸念しているのは化学調味料や食品添加物の安全性よりも、
子どもがその味に慣れてしまうことなんです。
子どもの舌は繊細。
なるべくなら子どもには薄味で素材の味を楽しめる舌であって欲しいですよね?
特定保健指導で健康相談の仕事をしていると、
薄味に慣れておかないといけないな、とヒシヒシと実感するんです。
大人になってから濃い味好きな方が薄味にするのって中々難しい・・・と
皆さん口を揃えておっしゃいます。
子どもにはきちんととっただしの旨味を伝えたいな
そんなことを考えただしのテイスティングでした。
ちなみに娘にも参加してもらいました!(顆粒だし以外で)
美味しそうに飲んでました