こんにちは。

熊本県在住 管理栄養士の中村早百合です。

 

「○○を食べると△△に効く!!!」

私達の周りには健康情報が溢れていますよね。

 

その情報、きちんとした根拠はありますか?

あなたはどうやってその情報が正しいと判断していますか?

 

TVで言っている情報だから?

有名な先生が言っているから?

新聞に載っているから?

本に載っているから?

 

TVや雑誌、本で流れている情報、「ん?それ流して大丈夫??」

と思う事が度々あります。

「○○がいいらしいよ~」という人から聞いた情報なんてなおさら。

 

 

正しい情報かどうか判断するポイントはこの2つ

 

 

1参考文献、引用文献が書いてあるかどうか?

 

ネットで情報を検索する際やTVで流れている健康情報等には

参考文献や引用文献が書いてあるかチェックしましょう。

 

中にはメーカーが自社に都合のよい研究データを

載せている場合もあるので要注意。

 

また、TVの健康番組で良くあるのが、

「5人で試してみました!」等

試験を受ける人数があまりにも少ない場合。

.たまたまそのような結果が出たという可能性も・・・

 

 

2断定するような言い回しではないか?

 

研究結果に ‘絶対!!’はありません!

研究結果はその可能性がある、傾向があるということがわかったということ。

 

きちんとした情報は、

「~の可能性がある」、「~が示唆された」、「~かもしれない」

というような曖昧な表現になっているはず。

「~に効く」と断定している情報は疑ってみてください。

 

今現在、一番信用できる情報は

人を対象とした研究です。

(私達専門家は科学的根拠と呼んでいます)

 

健康情報を見たときには

‘根拠がある情報なのか?’

を意識して正しい情報かどうか判断してくださいね。

 

あなたは食の専門家に相談する機会はありますか?

栄養指導は資格がなくてもできます。

もちろん民間資格をとって猛勉強して栄養指導されている方もいます。

ただ、管理栄養士は国家資格。

科学的根拠の重要性は資格を取るときに勉強していますので、

食に関する情報のことで迷うことがあったら

管理栄養士に相談してみてくださいねニコニコ