先日、電車で乗り合わせた２０歳くらいの
二人の女性の会話で
A：Bちゃんていつも細いよね〜！
いいなあ。
どうやって体型維持してるの？
B：え〜！特に運動もしてないけど
食べる時は気を使っているよ。
A：どうやってるの？
食べ方のコツとかあるの？
B：食べる量には気をつけてるよ。
ちょっと今日は食べすぎたなって時って
後からすっごく苦しくなる時ない？
A：あ〜私それいつもかも（笑）
B：苦しくなった時はね、
トイレに行って無理矢理吐いちゃうの。
A：ええ〜！もったいないじゃん！
その方が苦しくない？
B：だって〜！
余分な脂肪になるんだよそれ！
絶対いらない〜！
A：ええ〜！でも吐くのは辛いし
やだ〜！
・・・という会話が繰り広げられていました。
皆様はどう思われますか？＾＾
結論から申しますと
これ、やってはいけないことです。
シチューやスープものなどを
作る時のお鍋の中を
想像していただきたいのですが、
お米や根菜など
でんぷん質のものや穀類などの
重たい具材のものは沈んで
軽いものは浮いていますよね。
対して、
葉物や多くの野菜関係、海藻類は
浮くものが多いかと思います。
これは胃の中でも同じなのです。
具合が悪くて戻してしまった時などを
思い出して欲しいのですが、
先に水分がドバッと出て
そのあとは軽いもの。
ビタミンやミネラルたっぷりの
野菜などが先に出てきてしまうのです。
そして水分の中には
せっかく噛んで分泌された
大切な消化酵素入りの液体、
唾液も含まれます。
更に、消化液である胃液なども
一緒に出してしまうことになるかと思いますので
体の負担は大きい上、
食道を胃液の酸で
痛めてしまうことになります。
すると
残った胃の中は
ご飯とお肉、動物性たんぱく質などの
重たいものばかり。
しかも消化液は
ほとんとが出てしまっている状態・・・。
また新たに消化液を
分泌しなければならなくなり
体の負担も相当なものです。
彼女の場合、
よくやっている、ということでしたので、
きっと吐き癖もついているのかと思われます。
こうなると、
しょっちゅう胃酸にさらされた食道は
ただれてガン化しやすくなるという
側面もあります。
う〜ん
こわい・・・＾＾；
最初から自分に合った量の
栄養バランスの良いお料理を
少しづつ取り分け
よく噛んで、ゆっくり丁寧にいただく。
この方がずっと素敵ですし
体に良いですね＾＾
消化のこと、
いつも考えてあげるのが
腸美人のコツですよ＾＾
ではまた！
今日もご訪問ありがとうございました。
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