私たちって、
本当に忙しいよね。
子供がいても、いなくても。
会社員でも、専業主婦でも。
パートなら時間がある?
そんなの嘘だよね。
専業主婦なら自由時間が多い?
それも偏見だよね。
在宅勤務だと生活にゆとりがある?
言うほどでもないよね。
じゃあ、
フルタイムなら時間がなくて当然?
ううん、それも違う。
私たちはみんな、平等に、
1日24時間という時間が「ある」んだ。
どんな働き方、
生き方をしていても、
みんな同じだけの時間を与えられている。
なのに、
ゆとりがある人と、
時間に追われている人がいる。
やりたいことを次々と叶えて
充実した人生を送っている人と、
目の前のことに精一杯で
やりたいことを先送りにしている・・・と
時間のなさを嘆いて今日が終わる人がいる。
以前の私は、
「お金に余裕があるから、時間を作れるんでしょ」
って思ってた。
だから、お金の問題をクリアして
家計に余裕が生まれれば
時間も生まれると信じていた。
でも、金銭的な余裕ができても
「時間がない」という感覚は
なくならなかった。
安定した仕事を持って
生活に困らないだけのお金があって
子供に習い事をさせる余裕があっても、
「自分のやりたいことをする時間がない」
と思っていた。
家事代行を利用して
家事時間を減らしてみたけれど、
いつでも時間に追われ、
「時間がない」
と口に出している自分がいた。
それはもはや
口癖みたいなものだった。
そこから抜け出したかった私は、
吉武麻子さんのアドバイスを思い出して、
「時間がない」を
「やることがありすぎる」
と言い換えることを徹底した。
私たちは、
自分の発する言葉で
暗示にかかる生き物。
(カウンセリングを学んだ人ならわかるよね)
「時間がない」
と言ってしまったら
どんどん
時間がない状態を作り出してしまう。
「時間」にフォーカスを当ててしまう。
でも、「やること」に焦点を当てたら
何をやるのか、
どのくらいやるのか
どうすればやることを減らせるのか
を考えることができる。
一日24時間を
一日42時間にすることはできなくても、
やることを減らしたり、
やり方を変えたりすることはできる。
やりたくないことを減らして、
やりたいことをするための
時間を確保することだってできる。
「時間」のことばかり見て、
「やること」に焦点を当てなければ、
自分の生活が
やりたいことで溢れているのか
やりたくないことで溢れているのか
すら、わからない。
やりたいことを次々と叶えて
充実した人生を送っている人と、
目の前のことに精一杯で
やりたいことを先送りにしている・・・と
時間のなさを嘆いて今日が終わる人
の違いは、
同じ一日24時間の中が
どんな「やること」で構成されているか
の違い、なんじゃないかなぁ。
ものすごいことを成し遂げたとか、
贅沢なことをしているとかじゃなくて、
「自分にとってやりたいこと」を
する時間を確保しているかどうか
の違い、なんじゃないかなぁ。
あなたが
心地よい時間の使い方で
ありたい未来を掴んでいきたいなら、
まずは、
「時間がない」ではなく
「やることが多い」と言うことから
はじめてみてね。