週明け。

改めて大学病院に行きました。

主人も仕事を休んで一緒に来てくれたのですが、産婦人科の中に入れるのは女性だけとのこと。

助産師さんに相談をして、診察結果を聞く時には主人も一緒に聞いて良いとなりました。


待合室には若い妊婦さんがたくさん。

臨月っぽい人や、まだまだこれからの人。

みんなお腹の子は順調なのかなぁ。

私も1人目の時は順調過ぎて、健診に行くのがすごく楽しみだったなぁ。

羨ましいな。。


そんな事を考えているうちに名前が呼ばれました。


先生と会うのは今日が3回目。

またお世話になりますという感じで、エコーでの診察が始まります。

なかなか良い角度にならなかったようで、かれこれ40分くらいお腹出しっぱなし。

モニターは私には見えない角度なので、こんな長い時間かかるってことは状態が悪いのかなぁ…とすごく不安になりました。

そして、冷えてお腹がちょっと痛い。


診察が終わり、主人を呼んで来ました。


「心臓と鼻骨は問題ないと思います。

ただ水頭症です。

水頭症自体は頭痛や腹痛と同じで様子を現す言葉で病名とは違います。

水頭症になっている原因として、脳梁欠損が見られます。」


脳梁欠損…??

初めて聞いた言葉でした。


「脳には右脳と左脳を繋ぐ神経の束があって、それを介して情報のやり取りがされるけど、赤ちゃんにはそれがありません。

これから急に育つことは考えにくいです。」


「それは治せるんですか?」


「治療法は無いです。ただ軽度の場合、普通に生きてきてなんか頭痛いなーと思ってMRIを撮ったら脳梁が無かったとかもあります。」


「重度の場合はどんな症状が出ますか?」


「てんかんとか、知能や運動面に遅れが出る場合もありますが、どんな症状かは生まれて調べてみないとわかりません。」


治療法が無い…

生まれてみないとどんな症状かわからない…

でも普通の子と同じに生まれてくる可能性もある…

なんて難しいんだろう。。


先生は最後に

「脳梁欠損についてご自身でも調べてみてください。」

そう仰いました。

私たちはわかりましたとお礼を言って病室を後にしました。


お会計を待つ間、糸がプツンと切れたように涙が溢れました。

病名がわかって、今後のことがわかった安心と、

可能性があることへの喜びと、

反面悪い方に行く可能性があることへの不安。

ぐちゃぐちゃの気持ちで溢れた涙でした。


何でこんなことになってしまったんだろう。

何か悪いことしたかな?

37歳になっての妊娠だからかな?

いや、生理不順をずっとそのままにしていたからかもしれない…

赤ちゃんに本当に本当に申し訳ない。。

色々な事を悔やみました。


主人と合流したら主人も泣いていました。

そして家に帰って、脳梁欠損についてお互い調べまくりました。