24hTVを時々観てる。
大野くんのグリッターペインティング。
被災地の子供達が傷ついた心のケアのために医師の指導の下、
アートセラピーを受けている。
被災の辛い体験を、あえて絵にして心から吐き出すセラピーが始まり。
そのセラピーを受けている子供達とグリッターペインティングに
挑戦した大野くん。
医師の言葉に耳を傾けたし、共感。
心の状態は絵に表れる。
生涯消えることない辛い記憶(体験)や、言葉にできない思いや感情も
色や絵にして紙に吐き出すことで、つらいけれど、乗り越えるきっかけに
なる。心の膿みを吐き出す作業。
現在の私自身、その日の描く絵によって、調子の良し悪しが判断できる。
お絵描きは、自分自身の心の健康状態を測るバロメーターになってる。
(プロとして絵仕事を始めるようになって、特に意識するようになった。
自分を客観的に判断する材料になる)
よくストレス解消に話すのが良い、とかいうが、大人にはそれができる。
でも子供の頃は上手く言葉で自分の感情や思いを表現できなかったりする。
私自身もそうだった。
子供であるがゆえに理解できず、でも心にわだかまる感情や思いは確かに
存在する。不安や苛立ちは蓄積するとストレスになり、心を病む。
心を病むと、肉体の健康を病んだり、他者を攻撃するようになったりする。
だから言葉の代わりに、アートという形、絵にして造形にして、
心の闇を吐き出すことで、心の健康を取り戻すきっかけになるのだろう。
音楽やスポーツも嫌なことを忘れさせてくれ、癒し効果がある。
読書や映画鑑賞などにも、そういうセラピー的な効果がある。
作品に触れて感動し、笑ったり涙するとき、ストレス解消になる。
自分が夢中に成れるものを探すといい。
息子12歳に、
「嫌なことがあったら、楽しいと思えることを探せ」と言ってる私だが、
私自身が、日々、楽しいと思えること、夢中に成れる事を探している。
生きていると、日々いろいろなこと、楽しいことも嫌なこともあるからね。