今日で一歳の誕生日を迎える娘さんを持つ、知人が顔を見に来てくれました。
彼女は、義妹(主人の妹)の幼なじみで、私とはたまたま職場で知り合いました。
なんというか、クレバーな方で、老舗の和菓子屋さんに嫁いで
立派に女将さんをつとめている、芯の強い女性です。
帰省される際には必ず連絡をくださって、今回家にお招きするのは二度目。
・・・人が来ると、家がきれいになっていいよね(・∀・)
わたしの主人の両親は、お互いめったに口をききません。
夕食も別々で食べています。
わたしがしょっちゅう主人の実家に顔を出してご飯を食べるのは、お義母さんと。
お義父さんとは、家で一緒に食事をしたことはありません。
わたしはその理由を知らない。主人に聞いてもわからない。
別に、知らなくてもいいやと思っています。
和菓子屋の女将は、中学生の頃からうちの主人の実家を知っています。
しょっちゅう義妹のところに遊びに来ていたそうですが、当時から
「生活感のない家だな」と、幼心に感じとっていたそうな。
特に義父については全くといっていいほど存在感がなく、
「家族の団らん」というものを、見たことがないと言っていた。
そんなに昔からなのか~。ほんま冷めとるな~。
片田舎ですが、その中でも一等地に値するようなところに、
謙遜でも狭いとは言えないご立派な家を建てて、義両親は住んでいます。
主人は長男で、まさに一家の跡取りであります。(分家だけど)
うすうす感づいてはいたけれど、土地とか建物とか、継がなきゃいけないんだよね。
良い土地に、広いお家、市街地に存在する義父の所有するビル(雨漏りヒドイ)。
豊かで不自由のないくらしができている印象はあるけれども、
継ぐものはプラスのものだけではない。
固定資産税や庭の手入れ賃(庭師がおるらしい)や、諸々のマイナス部分も継いでいくわけで、
決して、生涯悠々自適な生活が送れる保証はどこにもない。
女将の実家もそこそこ大きな車屋を営んでいて、
しかもそこそこ老舗の和菓子屋に嫁いだものだから、
相続のことについてわりと詳しい。
なんか、色々聞いてしまった、主人が何も知らないだろうから。
土地も建物も、誰の名義なのかもわからない。
実家が、顔を合わせて相続の話ができる雰囲気ではない。
もし義父に何かあったら???
主人に何かあったら???
果たしてプラスのものが遺るんだろうか。
あらためてわたしは、大変なところに嫁いできたなーと思い至ってしまいました(今さら)。
大きなプラスが残らなくていいから、揉め事だけは残さないで欲しい。
お腹の中の子にも、そんなものは残したくないし。
贅沢なくらしは、できなくてもいい。
今は昔ほどバブリーじゃないんだから、資産持ってても何も増えないよって、言いたい。
って、女将に話したら、女将も同じことを言っていました。
義父の代で何もかも売り払って、すっきりさせてくれたらいいのに。
でも、義父にもそれまでいろんなものを守ってきた意地があるから、
簡単には説得できないんだろうな。
しかも超頑固者。
気が重い・・・・・・・
頼むから変な意地やプライドは捨てて、次の世代のためにかしこい選択をしておくれ。
うちの実家は、何も持ってなくてよかったなぁ。
しがないサラリーマンと、地方公務員の娘で、よかったなぁ。
畑で収穫したお野菜食べて、父ちゃんが釣ってきた魚食べて、
毎年2,3回、家族で近場のスキー場に旅行に出かけて。
決して贅沢なことはしていなくて、家は田んぼに囲まれたド田舎の価値のない土地だけど、
ゆっくりあたたかな時が流れて、しあわせだったと思います。
なるべく、そういう地味~なしあわせを、我が子にも味わって欲しいと切に願います。
所帯を持ち、家族が増えることになって改めて生活のことを考える。
世の中は甘くて楽しくてHAPPYなことばかりじゃないんだと知る。
でもね気持ちは前向きだよ。
だって人生をともに歩んでゆける家族が、今まさに増えようとしてるんだもの。
楽しみじゃないわけない。
だけどこの子を守らなきゃいけないし、なるべくHAPPYじゃないことは減らしてやりたいから、
そのために私たち世代ができることを考える。
親の宿命だよね。