わたしはパリに行ったことはない


見たことがない


でもわたしのなかにパリがある


わたしの言うパリは


わたしがつくったものでしかない


でもたしかにある


どんどんつくられる


探せば探すほど


ちゃんとつくられていく





パリってわたしの主観


パリってわたしでしかない


ひとにはひとのパリがあるから





じゃあわたしの思ってるパリって?


やっぱりわたしなんだ


わたしってパリなんだ、きっと


もう持ってるんだなきっと。


なんでもそうだ


心が動くもの


ほんとはもう持ってるぜんぶ。


羨ましがって比べてもしかたない。


ありゃ自分自身なの。


だって憧れの"あれ"のこと、


わたしとまったく同じように見えてるひとなんて


ひとりもいないんだもん。


あれの素晴らしさを


この目に映し出しているのは、


わたしがいま持ってる心の鏡。