変わらない毎日。毎日、同じ時間に起きて子供を起こす。なかなか起きない子供、泣き出す子供、そうしていくうちに、どんどん時間だけが過ぎて行く。「今日も学校におくりだせなかったか」と途方に暮れる日々が続いている。それでも普通に生きていてくれるだけでいいと思う、仕事から帰って来て、もしも二人、居なくなっていたら、と思うとそれだけでいい、と思う。今は生きる気力と普通に食べて眠る生活さえあればいい。子にそれ以上は望まないようにしている。学校に行くか、行かないかは本人の意思に委ねる。