あなたは「猫派」ですか?「犬派ですか?」

 

私昔は完全に犬派でした🐶

といっても飼ってはいませんでしたがてへぺろ

豆柴とかにあこがれてました!!!

 

でもなんだかいつの間にか

どちらかというと「猫派」になった気がします🐈

猫好きな友達がいて

猫カフェに行ったりとかしてたからかなぁ?

自由なのにたまに甘えてくれるツンデレ感が

本当にかわいい。癒し。飼いたい。(無理。)

 

ありがたいことに猫も犬も

結構寄ってきてくれるタイプで

信号待ちで足元に駆け寄ってきた

ワンちゃんの飼い主さんに

「犬、飼ってるんですか?」って聞かれるぐらい。

いえ、一度も飼ったことはございません。

 

でも結論、生き物が好きです。

(爬虫類はダメ。)

 

さてこの小説の中には

黒猫ちゃんが出てきます。

 

さすらい猫ノアの伝説

重松清

 

 

 

こちらの本はもともと

小学生向けに書かれた本みたいで

2作品を一つにまとめて大人にも

手に取ってもらえる文庫本にしたそうです。

 

 

 

 

青い鳥文庫めっちゃ懐かしい♡♡♡

 

ということでめちゃくちゃ読みやすいです📚✨

 

さすらい猫のノアは

ふとどこかの小学校に現れて

任務が完了すると二度と戻ってこなくなってしまう。

 

ノアが現れる理由は

忘れている「何か」を見つけてもらうため。

 

ノアが選んでやってきたクラスには

何か大切なことを忘れてしまっている。

それを見つけてね!という内容の

手紙が入った風呂敷を首に結んでふと現れる黒猫がノア。

 

少しのヒントを与えながら

現れたり、全然姿をみせなかったり・・・

でも確実に何かを伝えようとしている。。。

 

ノアの行動に振り回されながら

何を忘れているのかと考える小学生たち。

果たして答えは導き出せるのか!?

 

ざっとこんな話です。

 

1つ目は担任の先生が怪我をして

代わりにやってきた新米先生をめぐる

子供たちの反応や成長。

 

2つ目は転勤族で転校の多い女の子と

転校先の子供たちとのお話。

 

小学生・中学生の人間関係って

本当に難しいのかもしれません。

高校はある程度選んで自分で決めて

入学することができても

小学校は特にこの地域に住んでるからココ。

ってなっちゃうわけで

本当にいろんな環境で育った

いろんな人が集まってくる。

そんな中でうまく人間関係を築きましょうって

だいぶ難しいこと言ってますよね!?

 

よく乗り越えて来たなぁって思うし

小学生すごいなぁって思います。

全ての経験を力にして

今から育っていこうっていう段階で

経験値なんてまだほとんどゼロだし。

 

だからこそ子供が考えることや

子供同士の関係性の作り方って

面白いのかなって(*´ω`*)

見習わなきゃいけないところもたくさんあるはず。

 

私は転校っていうのは

一度もしたことがないけれど

転校生はたまにやってくる。

やんちゃな男の子だった場合は

私と同じ班になる。って決まってました。笑

 

このお話は

「出会い」と「別れ」のお話でもあるそうです。

 

今までたくさんの人に出会って

たくさんの人といつの間にか会わなくなったけれど

 

きちんとお別れをしたのって

(卒業とか、バイトとか、仕事仲間とか)

ほとんどないかもしれない。

出会いの印象はたくさんあるのに

別れの印象がとても薄い。

 

一つだけ職場が一緒の後輩に

 

「ほなまた!」っていうて別れようとしたら

「そうやって大概次はないんやで。」って

言われたことを覚えています。

 

「そう?また会うやろ!」って言ったけど

確かに一回も会わずに5・6年が経ちました。

 

そういうもんなんでしょうね。

 

今はSNSがあるので

会ったことない人でさえ

初めまして♪な気がしなかったり

ずっと繋がっているような気になっているけど

 

きちんと「別れる」っていう行為も

きっと大事なんだろうなって思いました。

 

役目を果たしたノアに

二度と会えないと知りながら

涙をこらえて

次にノアが出会う小学校の生徒たちのために

お手紙を書いてあげていた

 

この物語の子供たちのように。