国民主権党平塚正幸を観察するブログ2020/06/27版

「やまゆり園事件」の植松聖被告と国民主権党平塚正幸の障害者差別の思考の原点は同じ

神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら45人を殺傷したとして、殺人罪などに問われた元職員植松聖被告（30）の判決公判が16日、横浜地裁で開かれ、青沼潔裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。障害者に対する差別的な偏見が大量殺人の動機とされた過去に例を見ない事件。植松被告は最終意見陳述でも重度障害者への差別的な考えを主張した上で「どんな判決でも控訴しない」と自説を曲げなかった。

記事からいくつか抜粋します。

1月10日の第2回公判では自傷行為を防ぐため、手袋を着けて出廷させられた。そして、事件の状況が検察側から語られる。

　職員の供述調書によると、夜勤の職員を拘束し、入所者に「喋（しゃべ）れるか」を聞き、殺害するかどうかを決めていた。

　途中で植松被告の意図を察知した職員が「喋れる」と答えると、自分で判断するように。「こいつらは生きていてもしょうがない」「あいつは殺さないと」などとつぶやいていたという。

植松被告の被告人質問が行われたのは1月24日の第8回公判。

　さらに「意思疎通できない人間は安楽死させるべきだ」と主張。弁護人が「重度障害者でも、家族は愛している」と指摘したが、植松被告は「国から金と時間を奪っている限り守るべきではない」と強弁した。

　第10回公判は2月5日に開かれた。犠牲者の遺族が「なぜ殺さなければならなかったのですか」と問い、植松被告は「社会の役に立つと思ったから」と乾いた声で答えつつ、謝罪の言葉を口にした。

　心境を「遺族の方と話すのは心苦しい」と述べつつ「できることで一番、有意義だった」と従来の主張を曲げることはなかった。

　2月6日の第11回公判では、被害者参加制度に基づき、遺族や負傷者の家族、職員の代理人弁護士が質問した。

美帆さんの代理人弁護士が「美帆さんの存在を喜ぶ家族がいた」と指摘すると、植松被告は「喜んではいけない」と、ここでも差別意識は変えなかった。

2月19日の最終弁論。植松被告は聞くに堪えない障害者差別発言を繰り返した上で「どんな判決でも控訴しない」と主張した。

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植松被告の考え方をちょっと抜き出してみました。

・障害者はこの世にいらない。いるべきではない。

・国から金と時間を奪っている限り守るべきではない
・社会の役に立たない

平塚正幸の陰謀論、動画などを見ているとこの点は変わらないと思います。

違うのは、植松被告は殺害することでこの世から障害者を消し去ろうとしたこと。

平塚正幸は　陰謀論を持ち出して、

「支配者層が大衆を支配しようとするために人口減を目指して障害者や体の弱い人が発生している世の中を作ろうとしている」と言う意味不明な妄想を基に訳の分からないことを言い出すことにあります。

平塚正幸が2019年、参議院選挙に立候補した時　配信した動画で何を言っていたと思います？

だいたいこんなことを言っていました。

れいわ新選組に投票するな。障害者への手厚いケアを公約に入れたり障害者を比例代表上位に置くことで　一般人社会に障害者がいることに何の抵抗も覚えない世の中を作ろうとしている。

れいわ新選組とか山本太郎とかで普通思い浮かべるのは　消費税廃止　原発廃止　MMT理論　最低賃金引上げ

平塚正幸にはこんな言葉は全く頭にありません。興味もないのでしょうね。

不幸にして障害者になった人でも一般人同様「あれをしたいこれをしたい」を言う望みをかなえる　と言うれいわ新選組のホームページの内容を曲解して、「支配者層が大衆を支配しようとするために人口減を目指して障害者や体の弱い人が発生している世の中を受け入れるように仕向けている。障害者を発生させない世の中を作ると主張しない山本太郎は国賊だ」と言うのが平塚正幸の荒唐無稽な理論です。

じゃあ　障害者を発生させない世の中って何をすればいいの？　医者でも不可能ですよ。

ところが平塚正幸は人間が強い体を作るように進化すればいい　と思っているらしいです。

ポケモンで言えば　「ピカチュウ」が「ライチュウ」に、将棋なら「歩」が「と金」になるようなことが平気で可能だと思っているらしいです。

そしてここからまた荒唐無稽な思考に行きつきます。

たとえば飲尿など良い例ですね。

尿療法と称して　人々に飲尿を推奨し、医療を金儲けのためと否定しています。

（注：この動画の方は告発者であり平塚正幸ではありません）