「その日のまえに」も引き続き再読中ですが…


同時進行で読んでるのが、塩野七生『ローマ人の物語』です。

現在文庫版の15巻「パクス・ロマーナ」、主人公はアウグストゥスですね。

これも2回目です。



塩野さんの「ローマ人の物語」は、ローマ史の面白さに目覚めさせてくれた作品です。

今卒論書けって言われたら、多分テーマはこの辺に絞るだろうなぁ。

(いーや、卒論なんてもう書きたくないけどー。大汗)


何で書かなかったのか。

きっと、この本との出会いが少し遅かったせい。


大学の図書館にもきっちり置いてあったというのに。

あのハードカバーってだけで敬遠してただけ。勿体無い。


勿論、実際書いた卒論のテーマも、自分の一番興味のあったところから選んだし、

史料少なくて苦労したけど、あれはあれでいいんだけどね。


しっかし今から思えばよく書いたな2万字…。

最後は大学図書館に開館から閉館まで缶詰で書き切ったよ

似たような人沢山いたし。

何かもういい思い出だ。笑



面白い、好きだ、とはいえ、どうしても読み進められない部分がひとつだけ。

それが、カエサルの巻…

文庫版で言うと6冊にもなりますが、

1度目、2度目ともに2冊目の半ばくらいでギブアップしてしまいました(汗)



塩野さんが文庫版だと6冊もの量を費やし、それでもまだすべて書ききれていないのではないかという…。

カエサルにはそれだけの業績も魅力もあることは分かります。

でも…なんか苦手。

単にカエサル1人に6冊っていうんで、飽きてるのか?



カエサルの巻が読めないばっかりに滞っていた2回目の通読。

カエサルの後、アウグストゥスにいちばん興味があって、

もう諦めて、カエサル暗殺後からを扱った巻から読み直し。(文庫版13巻)


面白いです!