こんにちは!

大変ご無沙汰してしまいました。

ご心配してくださっていた方が

もしいらしたら、、

すみませんでした🙏


家族のことで

この2ヶ月で一気にいろいろありまして。。


先月の2022年2月22日、

2揃いのなんだか良いことありそうな日に

私の父が84歳の誕生日を迎えましたニコニコ


父はきょうも元気に過ごしておりますが、

実はこの2ヶ月の間に

大きな手術をしていたのです。


何があったかといいますと、


ここ半年以上、父はめまいや立ちくらみが酷く、

病院を何度も受診し、

結果、心房細動の疑いがあることや

間質性肺炎があることがわかったのですが、


昨年末、私も一緒に通院した際に

父が初めて、半年前から血便があることを話し、

(本人は、血便という程ではないと思っていたようです)

その場ですぐに胃カメラをしていただきました。


すると、

胃に素人の私でもわかる程の悪性腫瘍とおぼしきものが…。


その時はステージ2b~4aの胃がんの疑いと言われました。


母はパーキンソン病を患っており、

その介護を主に父がしていたのですが、

父の治療のため、母には東京に来てもらい、

父も東京の病院で

治療してもらうことにしました。


熱海の病院で

1/4に生検の結果、正式に胃がんと告知され、

1/7に東京の病院に紹介状を書くから来院してください、とのこと。


2日間で、どこの病院にしたらいいの!?

と、ネットで調べたり、友人に問い合わせたり…


そこで、

中京テレビ時代に一緒に働いていた方が、

現在、 

虎の門病院にいらっしゃることがわかり、

その先生にお願いすることとなりました。


心臓と肺に持病があること、

83歳という高齢であること、

そして一番の不安は、

播腫(体の中にがん細胞がこぼれ、種をまいたようにバラバラと広がること)がないか、でした。


PET-CT検査受け、

臓器への転移、播腫がなく、

手術が出来ることがわかり、

もうそこで大きな山を越えた気分で…。


そこからすぐの、

翌週1/26に手術が行われました。


内視鏡で胃の2/3と、

胃の周りのリンパ節を

取り除いていただきました。


コロナ禍で面会は出来ないものの、

洗濯物の交換などで、ほぼ毎日、

ガラス越しで父の顔を見ることが

出来ていたのですが、

約6時間に及ぶ手術で

父はしっかり戻ってこられるのか、

心配は尽きませんでした。


術後、執刀してくださった先生からのお話では、

事前に聞いていた内容の通りに

順調に進んだとの事、

本当に良かったです。




写真は

なんと手術の翌日です!


83歳、心臓と肺に持病ある父が

胃がんの手術をして

翌日にもうこんなに元気だなんて…!

翌日からもう歩く練習を始めました!


コロナ禍の厳しい状況下なのに

驚く程のスピードで

素晴らしい治療を施してくださった

虎の門病院の先生方、看護師さん、

すべてのスタッフの皆様に

心から感謝しています。


また、両親とも介護が必要になった場合や

今後の生活についての

様々な相談にのってくださった方もいて、

本当に多くの方々の知識と技術と

優しさに支えられ、

どうにか乗り越えることが出来、

感謝してもしきれない気持ちです。


手術の翌週には退院して、

今、東京の我が家で一緒に生活しています。


胃の2/3を取ったので、

油や生物はなるべく避け、

消化の良いもの、栄養価の高いものを選ぶ、

とにかく30回以上噛んで食べることなどを

ふまえ、毎食私が管理しています。 


(管理というと大袈裟ですが、

術後はやはり食欲がわかないようで、

美味しそうに出さないと食べてくれません笑)


退院してもうすぐ1ヶ月が経ちますが

日が経つにつれ、

元気を取り戻しているように感じます。


そして、

この間、母の介護も

合わせてしていた時期もあるのですが、

我が家が母の為に用意出来た部屋が3階で、

お風呂場が1階、リビングが2階…


去年まではシルバーカーを使えば

まだ少し歩けたのですが、

今年になって起き上がるのも少し厳しい状態で、

介護の本を読んだり

動画を見たりして、

ベッドから起き上がる仕方や

立ち上がる時に体のどこを持つといいなど、

様々勉強して、それをすぐに実践してみる、

ということを繰り返していたのですが

やはり力がまったく入らない大人の体は

とても重くて、

階段を降りて

用事が済んだらまた階段をのぼる、

これが本人もとても大変ですし、

私もかなりの重労働で、

どうしても難しかったのです。。


夜中も「痛い痛い」を繰り返す母のマッサージ、

お手洗いは部屋のすぐ横にあるのですが、

それでも30分はかかってしまい

眠れない日々が続く中、

娘の学校や習い事もありますし、

自分の仕事もあり、

父のお見舞いにも行き…

落ち着く時間がない毎日でした。


そんな中、

母の介護を兄にお願いすることになり、

母を兄の家に車で送って行って、

一人になったとき、

車の中で、

自分の無力さに涙が溢れてきました。


どうにもならない現状とか、

あんなに元気だった親の老いて苦しむ姿とか、

(頭では理解しているものの、、)

助けてあげられない自分が情けなく感じて、

様々な感情が込み上げてきました。


でも、

介護は長期戦。

泣いてもいいけれど、

長く泣いている場合じゃない、

娘が下校するまでには家に帰ろう!と

急いで(安全運転で)帰りました。


家族みんなで、

そして社会のサービスも使わせてもらいながら、

無理なく、

でも後悔のないように、

続けていくことが大事なんだと思います。


両親とも調子が良いときには

私が車で母がいる兄の家まで送り、

夫婦2人で過ごしてもらい、

夜にまた私が父をお迎えにいく生活を

しています。


両親は早く熱海に帰りたいと言っているので、

なるべくそうさせてあげられるように

実家を使いやすく直したり、

様々な準備をして

(介護認定の区分変更を申請しています)

希望を叶えてあげられるようにしたいと

思っています。


兄も現在お店を経営しながら

母の介護を頑張っています。


そんな母は、

動けない体で

兄の結婚を心配して

私に相談してきたりします笑


「いやいや、自分の体を心配して」

と思うのですが、

やはり母親というものは

いつまでも息子が心配なのでしょうね笑


毎日仕事して帰ってきて母の面倒をみることは

想像するよりも大変だと思うのですが、

面白いことを言ったりして

母を笑わせられる兄は本当に凄いと思います。


というわけで

この2ヶ月間、

このような状態でした。


書きたい気持ちはすごくあって、

誰かに聞いてもらいたいとか、

繋がりたいとか、

たまには

病気や介護と関係ないことを話したいとか

いろいろな感情がごちゃまぜになっていました。


でも、この生活にも慣れて

少し落ち着いてきたので、

今回書いてみました。


改めて、

今回お世話になった病院の皆様、

心配してくれている熱海のご近所の皆さん、

本当にありがとうございます!!!


幼馴染みのゆうちゃん、いろいろありがとう!笑


そして

娘も、おじいちゃんおばあちゃんを心配して、

お水を持ってきてくれたり、

「一人にならないように」と

宿題は隣でしてくれたり、

本当に優しい子に育ってくれました。


娘が頑張り過ぎていないか、

もっと私に甘えさせてあげたいと思う日々です。



最後まで読んでくださった方、

今回こんな長文を読んでくださって

ありがとうございました。


また少しずつ更新していけたらと思いますので

これからもどうぞよろしくお願いします!!


それでは…


もう3月ですねウインク


みなさんにとって

早く春を感じられる日々となりますように🌸