2年ほど前、何かのきっかけで、当時年長さんだった娘にヘアドネーション(髪の毛の寄付)の話をしたことを機に、

「私もやりたい!髪の毛がなくなって困っている人を助けてあげられるなら、私も髪の毛を伸ばして渡す!」
と宣言した娘、

ついにこの日を迎えました。




昨夜は丁寧に髪を洗っていました。

「明日、いよいよお別れだから、きれいなウィッグになるためにちゃんとしておかなくちゃね。よく洗えたよ!」とご機嫌。



60㎝まで伸びた髪。

ヘアドネーションに賛同している美容院で切っていただきます。

今回は40㎝、提供出来ることになりました!

「ヘアドネーションは31㎝」だと思っていたのですが、今回提供するにあたりいろいろ調べたら、31㎝は最低限で、
長ければ長いほど良いそうなのです。

確かに、長い髪のウィッグにしたい子もいますよね。
長い髪は不足しているので、喜ばれるそうです。

まずはブロッキングして、硬くゴムで結び、束にします。


1束ずつ切っていきます。


じっと見ていたら、

美容師さんから

「ママも1束切ってみませんか?」と!

切るつもりは全くなかったのですが、

そんな風に言ってもらえたら、急に切ってみたくなり、
自分の中では、突然、力士の断髪式のような気持ちで…… 鋏を入れさせてもらいました。



とても柔らかくて細い娘の髪。

いつもブラシしながら、愛しいと思っていました。

そして、いつか娘も子供が生まれたら、

娘もこんな気持ちで、その子の髪をとかしてあげるのね、

その時は私はもうおばあちゃんね。

と思っていました。。。


毎朝、長い髪の毛をとかして、ピタッと結ぶのも好きでした。

いろいろな思いが込み上げてきて、
娘に「なんだかちょっとママ寂しくなっちゃう。」

と言ったら、

「大丈夫よ、またすぐ伸びるんだから。」と。

本当に、娘の言う通り!笑

男前の娘に感謝です!!



今度は「自分でも切ってみる?」と言ってくださり、
娘も挑戦。

潔くバッサリいきました笑

切った髪を持ち、大満足のようです!


切った髪は家に持ち帰り、

手続きにそって、これからヘアドネーションの協会へ発送します。


今回のヘアドネーションが
ウィッグを待っているお子さんたちのお役に立てますように…!