子どもの頃、初めて、「人間の体は電気を通す」と知ったときには、衝撃を受けましたね。
その後、心電図やら脳波やら筋電図の検査がごく当たり前に行われる職業に就いたときには、さらに、衝撃を受けましたね。
え?
人間って、電気で動いてるの?
ってね。
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健康診断でお馴染みの心電図ですが、これは、人間が発する電気を測定して描かれた図です。
心電図は、主に以下の3点に着目して読み解きます。(※他に細かいところも見ますが、それは、循環器科に勤めたくなったら学んでください)
P派 心房の興奮を表す
QRS派 心室の興奮を表す
T派(ST) 心室の筋肉の興奮が治まっていく様子を表す
心臓は、基本、筋肉です。
その筋肉を動かすために必要なのが、電気刺激なのです。
その電気刺激がどこから出されるのかというと、最初のP派を表す「心房」にある「洞結節」です。
洞結節は、言わば、心臓の発電所となります。
この発電所が機能しなくなると、心臓は、動かなくなります。
そんなときに役立つのが、ペースメーカーという人工的な装置なんですね。
ペースメーカーとは?
とググると、以下のような説明文に出会います。
心臓に周期的な電気刺激を与えて、心搏(しんぱく)を正常に保つ装置。
はい。
紛れもなく、電気を発する装置ですね。
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ちなみに、電気と電磁波の違いについては、よく混同されがちなんですが。
どうも、電気⊂電磁波らしいですね?
イコールではないらしいです。
私もその辺は疎いので、何とも言えません
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で、今回の記事で、私は、何が言いたいのかと言うと…
よく、スピリチュアルを語る人が、
「私の念で電化製品を壊しちゃった」
「変化の時期だから、電化製品が壊れちゃった」
だとか言う、あれ。
全っっっっっ然っっっっ
珍しい特別現象なんかじゃないからっっっっ!!
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人間の体は、電気を通します。
人間の体は、電気を発します。
特別な人じゃなくっても、電気を通してますし、発してます。
てなことをちょっと言いたくなってみました。
(※てか、直接電化製品に影響を与えちゃうほどの電気を発する人間は、自分の体にも影響与えちゃうよね?w)