埼玉、茨城、群馬…日本人と外国人がともに住む街が突きつける「近未来の日本」の厳しすぎる現実

 

 

配信 現代ビジネス

 

茨城や群馬などの「移民ベルト」を歩くと、まだ多くの住民は「共生は簡単ではない」と漏らすのが実情だ。

 

群馬県伊勢崎市郊外にある、ベトナム難民が多数集住する羽黒団地。そこに長年住む、日本人男性が吐露する。

 

「役所の人は口を開けば『共生』と言いますが、ここで長く暮らし、問題改善に取り組んできた私に言わせれば、それは難しいというのが本音です。

 

この団地は群馬県の住宅供給公社が管理していることになっていますが、管理実態はなく住民に丸投げ。ベトナム人住民はベランダからゴミを投げ捨て、深夜には大音量でカラオケをする。注意をすると『日本人の習慣を押し付けるな』と逆上される。

 

彼らは同郷人とだけ付き合っていれば不自由なく暮らしていける。わざわざ日本人に合わせる必要などない。合わせる気もない――そう考えているとしか思えません」

 

長年変わらなかったこの国の「日常」は今、否応なく変わりつつある。その現実とどう向き合うべきなのか。もはや、目を背けてはいられない。(抜粋おわり)