【松原仁】在日クル*人の隠れPK*リスクについて上川陽子に問う!

文字起こし

 

―松原議員
PKKのロを大変に褒め称える歌を歌った民族祭が、かつて行われたということも我々は承知しております。その歌は最近は歌われなくなったということでありますが、ある瞬間にそれが変わってしまうリスクというのは常にあるわけであります。PKKについてお伺いいたします。国内のクルド人が、トルコ政府がテロ組織とみなすととにEU・米国も同様の立場を取るPKKの旗とともに写真を明示している。このことと構成員であることの相関性についての認識があるか問います。

―警察庁千代延長官官房審議室
官房審議官です。お答えいたします。警察におきましては、警察法第2条に定める公共の安全と秩序の維持という責務を果たすため、必要な情報について収集・分析を行っておりますが、個別の団体や個人につきましては、事柄の性質上お答えを差し替えさせていただきます。我が国を取り巻く国際的な情勢が目まぐるしく変化してる中、警察といたしましては、引き続き治安対策に万全を期してまいる所存でございます。

ー松原議員
関係があるともないとも言わなかったっていう認識であります。つまり関係があるかもしれないし、ないかもしれないという認識であります。PKKとなると、これはもう国際的にですねえ、組織という風に認識をされてるわけでありますから関係があるとかないとかって明確に簡単に言えないていうのは、認識してあるわけであります。一般社団法人日本クルド文化協会について、トルコ政府がPKKに資金提供しているとしテロ組織支援者と認定し、トルコ国内の資産を凍結したが、日本の警察庁は組織支援者という扱いをするのかお伺します。

―警察庁千代延長官官房審議室
お答えいたします。警察におきましては、警察を第2条に定める責務を果たすため先ほど申し上げました通り、平素から必要な情報収集分析を行っておりますけれども、個別の団体個人につきましてはお答えを差し替えさせていただきます。その上で一般論として申し上げれば、警察は事件として取り上げるべきものがあれば、法と証拠に基づき適切に捜査することとしております。事例にいたしましても、警察といたしましては、引き続き治安対策に万全を期してまいる所存でございます。

ー松原議員
これ今、私の質問はね、テロ組織支援者というこの表現自体が日本にはないということだから、該当するかどうか言えないっていうことで私は認識しておりますが、それでPKKは国連安保決議1267を踏まえた我が国が実施する財産の凍結等に関する特別訴訟に基づく指定がされている国際テロリストかどうかお伺いいたします。

―警察庁千代延長官官房審議官
お答えいたします。お尋ねのクルド労働者党PKKにつきましては、当時の国際テロリスト財産凍結第4条第1項に基づき、国際連合安全保障理事会決議第1373号により、その財産の凍結等の措置を取るべきこととされている国際提出として、平成27年10月30日に指定されており、その後現在に至るまでその指定が延長されているところでございます。

―松原議員
従って、我が国にあるpkk財産は凍結されるのかお伺します。

―警察庁千代延長官官房審議官
お答えいたします。先ほど申し上げました通り、クルド労働者党は国際テロと財産凍結法に基づき、財産凍結等の措置を取るべきこととされている国際テロとして指定されておりますので、同法に基づき国内取引に対する財産の凍結等の措置が取られる対象でございます。

―松原議員
我が国からPKK送金を行うことは、許可されるのか質問します。

―梶川大臣官房参事官財務省
お答えいたします。ご指摘の団体は現在外為法に基づいて、テロリスト等に対する資産凍結等の措置の対象者になっておりまして、当該措置の趣旨に鑑みまして同団体に対する送金について許可することは想定してございません。

―松原議員 
PKKはEU・アメリカ以外にもイギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダにおいては組織として制裁対象かお伺いします。

―松尾大臣官房サイバーセキュリティ情報化参事官
本日現在把握してる範囲では、EU・米国・英国・オーストラリア・ニュージーランド及びカナダにおいては、PKKを制裁措置の対象としていると承知しております。

―松原議員
PKKについてはこういったやり取りをさせていただきましたが、冒頭の質問に関して、現在日本にあるですね、このPKKの旗をバックにしたり、またPKKのテ〇をこの大変に褒めたえる歌を歌った民族祭がかつて行われたということも我々は承知しております。その歌は最近は歌われなくなったということでありますが、こういったことが一部地域でですねえ、もちろん現状は、本当にその関係性がほとんどないと警察が判断するようなものであっても、ある瞬間にそれが変わってしまうリスクというのは常にあるわけであります。

 

私はその意味において、このPKKの活動が日本においてまだ行われていませんが、これから行われる可能性がやっぱりそれあると思っておりまして、そういったことに対して、これを抑止することが必要だと思っております。このことについて、大臣のご所見をお伺いいたします。大臣。

―上川外務大臣
国際的なこのテロ組織が、それぞれの国におきまして様々な活動してるということについて、日本としては、いずれも注意深くこれを注視というか監視というかしていかなければいけないという風に思っております。いずれの国地域におきましても、こうした活動が様々な出来事につながり得ると事態に繋がりうるということも想定して考えますと、注意深く監視していかなければいけないという風に考えております。

―松原議員
その答弁でいいと思いますよ。それ以上は踏み込めないし、注意深く見ていくと。これは、やっぱりあの後でお答えいただいた政府参考人の方々もですね、閣僚の1人閣議参加する1人が、このような重みのある発言をしたということを是非とも理解していただいて、PKKの活動に関しては注意深く注視をする必要を申し上げておきたいと思います。

 

 

この松原議員の国会外務委員会での適格で鋭い状況確認方法については、大変貴重な審議となった。同議員は一つひとつ事実を抑え、PKKが国際的テロ組織で国連安全保障理事会決議第1373号により、その財産の凍結等の措置を取るべきこととされている国際提出として、平成27年10月30日に指定されているとの警察庁千代延長官官房審議官よりの説明。

 

ところが、このPKKについて、日本の公安調査庁がホームページなどで公表する「国際テロリズム要覧」で「テロ組織」として挙げていた情報が削除されていたことがあった。昨年の11月のことで、Xでも論議を呼んだ。同庁によると、11月24日にウェブ版を更新したことで、複数の「テロ組織」に関する情報がなくなったということだったらしい。

 

しかし、この時10月にイスラエルにテロが起きたばかりの時で、一時国連もハマスとPKKがテロ組織から外されたという情報も流れた。上川外務大臣も確か国連の意向に沿った形として、日本クルド文化協会の主催する春の祭りに対して、祝電を出している。(今回松原議員は、上川大臣のクルド春の祭りに対して祝電を送っていたことに対する事実を踏まえていたのだろうが、あえて責め立てなかった。)

 

最新版の内容を22年版と比較すると、「主な国際テロ組織等の概要及び最近の動向」と題した項目では、トルコでクルド人の民族自決を掲げる「クルディスタン労働者党(PKK)」やレバノンを拠点とする「ヒズボラ」の情報が削られたという。ガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」まで削除されていたというので、Xでは騒然となった。

 

しかし今回の松原氏の質疑において、PKKが国際的テロ組織であることは確認され、それに何らかの関与をしている人物と組織が川口市に根付いているということが確認された訳であり、警察庁がそれをあえて見逃しているというのは、確認された。詳細は以下の記事でご確認を…。下矢印

 

 

 

もう一つ、日本クルド文化協会、およびその関係者がトルコから資産凍結のリストに掲載されていることは事実らしく、そういう場合送金はできないことになっていると回答があったが、だとすると、トルコ地震で同協会はトルコ地震の時募金で四千万位の寄付を日本で集めたと言っていて、それは然るべきところに寄贈したと言っていたが、かれらはトルコ政府からその許可が果たして取れていたのだろうか。

 

もし、資産凍結で送金できなかったとしたら、彼らのその募金は、日本の善意を利用したことにならないか。つまり、最初から嘘をついていたことになっていないか…。埼玉県の公園緑地協会は、クルド人テロ組織PKK関係団体の祭り「ネウロズ」開催を認めてしまった。県の公園を強引に借用しながら、PKKの旗を平然と飾り革命の歌を歌い踊り、でも日本人の一部の人物は入場させまいとして埼玉県警を使ったという報道もあった。身勝手な論理は通常の外国人の取る態度と異なり、異様に異なっている。

 

Xの投稿のまとめはnoteで作成しました。ご参照を…下矢印

 

 

 

 

ところで、その当のエイドアントルコ大統領は、イスラム主義組織ハマスのメンバー1000人以上をトルコの病院で受け入れ、治療していると述べたそうだ。同じテロ組織でも、PKKには厳しくて、その辺りもう一つ解せない。