喪服の沈黙を脱ぎ捨てよ!



敵は内側にいる…
あなた方のすぐ隣に
味方のような顔をして

 


可哀想な日本国民
可哀想な福島県民
エリートたちは

県民を見放している


黒いモーニングを着たプリテンダーは
数に奢り秘密法をつくった
そして

憲法の核心に
彼らは

汚れた手を入れてきた

 


誰の許可を得たのか
独裁者が

密室で

運命を決めるのか
この国は

福島と相似形
福島への有様は

この国の有様

 


福島ミステリアスゾーンは
この国のミステリアスゾーンと重なる
独裁者が

原発事故の混乱に乗じて
この国を

乗っ取りに来ている
福島県立医科大が
長崎被ばく者たちに

乗っ取られたように

 


戦争は

すでに始まっている!
さあ!
ぼーと眠っていてはならない!
あなた方が

眠っている間に
敵は

すべてのものを掠め取っていく
明日にやって来ては遅すぎる!

 


敵は

内側にいる
あなた方のすぐ隣に
味方のような顔をして

だから
沈黙の喪服を脱ぎ捨てよ!
今すぐ

 


モーニング姿のプリテンダー
その合言葉を見つけよ!
本当は 
空っぽのガンガラガン!
何もない空洞!

 


叩けば

すぐに砕け散る
呪詛の暗雲を拡げよ!
戦いは始まった!
涙など拭いている暇はない!
すべての正義に

松明をかかげよ!

 


すべては
パラノイアの独裁者が

仕組んだイルージョン
幻想の垂れ幕に
巻き込まれるな!
すべては

イルミネーション
そこに

真実は何もない

 


そこにあるのは

欲望の残骸
ふやけた

野ざらしの未練
人から掠め取った品々
薄っぺらな悪霊の抜け殻
知性も

理性も何もない

 


黒いモーニング姿の

プリテンダー
存在するのはガランドウ
空っぽなガランドウ
時間が崩す…

 


永遠のものなど何もない

 


あなた方は前へ進め!
何も恐れることもない
にせ者は吊るされる
誰によって?
運命によって…

 


運命の輪は

回りはじめた
だから
怖れることはない
天国は真上にある
あなた方の見える位置に…

 


そこに

深々とした道が続く
正義が

輝く国へと続く

 

 

 

(聖書・黙示録から)

その後、私は大きな権威のある別の天使が、天から下るのを見た。

地上はその光によって輝いた。
天使は、力強い声で叫んだ。
「倒れた。倒れた。大バビロンが。
そこは悪霊どもの住まい、すべての汚れた霊と汚れた鳥や獣の巣窟となった。
すべての国民は、怒りを招く彼女の淫行のぶどう酒を飲み、
地上の王たちは彼女と淫(みだ)らなことをし、
地上の商人たちは彼女の豪勢なぜいたくによって富を築いたからである。」

私はまた、天から別の声が言うのを聞いた。
「私の民よ、彼女から去りなさい。その罪に加わったり、その災難に巻き込まれたりしないように。彼女の罪は天にまで積み重なり、神はその不義を覚えているからである。」

 

天使は続ける。
「彼女がおごって贅沢(ぜいたく)に暮らしていたのなら、それと同じだけの苦しみと悲しみを彼女に与えよ。それゆえ、一日のうちにさまざまの災難、すなわち疫病・悲しみ・飢えが彼女を襲う。そして、彼女は火で焼かれる。彼女を裁く神は、力ある主だからである。」


地上の王たちは、彼女が焼かれる煙を見てそのために泣いて嘆く。
「災いだ、災いだ、偉大な都、強大な都バビロン、お前の審判は一瞬で終わった。」

 

地上の商人たちは、彼女のために泣いて嘆く。

もはや、誰も彼らの商品を買う者がいないからである。(引用終り)

 

 


彼女とは

大バビロン……
その名は

大都市
その審判は

一瞬で終わる
偉大なるバビロンと

東京は似ていないか?
 

 

地上の商人たちは
彼女のために泣き嘆く
もはや
誰も

彼らの商品を買う者がいないから…


 

世界の

裏側にまで吸収された
汚れた欲のデブリの結晶
黒々しい放射能デブリが
地球の土にへばり付く
寂しい神話の王国
大バビロンゆえ

不毛の荒野に成り果てた
 

 

母なる土を

汚した者の名を心に刻め!


 

血を流し泳ぐサケ
砂地の底で

謎の光放つアイナメ
コウナゴも放射線廃棄物
廃棄される命たち

 

 

みんな 

とまどい怯えている
たくさんの命たち
泳ぎながら

死んでいく
母なる海で

死んでいく


 

今は
ただ

虐げられている
生命の営みは
放射線を商った男たちが

凍結させた
札束を重ね
命たちを
金塊で囲み
命たちの
価値を奪い
涙すら踏みにじった


 

死の商人たちは
彼等の母なる土を凍えさせた
灼熱の熱に凍えさせられた
あらゆる聖なる命は
完璧な自然の摂理から
引きちぎられ
悲しく
絶句した
その一瞬で…


 

幸せを売るかのように
詐欺師たちは

近づいてきた
香り高い花束を抱え…
あふれるばかりの虹色の物語を語った
いかさまな微笑を浮かべながら
せっせと鉛色した飴玉をばら撒いた
そして

嘘のコインの山を残していった
 

 

気付いた時は

後の祭り
すべては

終わっていた


 

静かな

死がやってくる
命の対流は砕かれ
みんな絶滅種になる
母なる土を不毛の荒野にした
母なる海を毒の池に変えたもの
黒いプリテンダーたちの名を刻め!


 

天界の声を

人工の司令塔にして
大地をひれ伏させ
己の
忌まわしい血で

土を汚した
欲のデブリを

地中にめり込ませた

 


土を汚した

大バビロンの因業
死霊たちの

仕業を暴き出せ!
無垢な子供達の魂に縄をつけ
囲おうとしている輩の名を

墓に刻め!
 

 

嘘つき男たちの墓場は
中間貯蔵庫
廃棄物と一緒に深く埋めよ!
すべての過去
すべての現在
すべての未来
すべてのつかの間
何がリアルか分からない


 

分からないまま…

進化している妄想…
分からないくせに…

歩もうとする仮想…
ブリキ仕立ての科学の狂乱
もはや 

行き場はないのに
口だけ妄想の出任せを吐く


 

何一つ反省もせず
またも

玉砕の信仰が始まった
その御旗の元に
プリテンダーたちが立ち上がる
日の元の民を

終焉させようとして…
シナリオは

進んでいる


 

けれど
バビロンは崩れる 
一瞬で……

偉大なる運命の詔によって

すべてが

変わる
 

 

そして

その屍は

鳥が啄ばむ
欲の塊になった輩は
第2の死に

吊るされ
永遠に焼かれる

 

 

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この詩は、別のブログに2012年掲載したものです。火水呼(ひみこ)ブログといいますが、原発事故の一年後位に発表しました。また、このブログの投稿は、アメブロでも2020年10月に投稿しようかとまとめたものの、内容が悲惨すぎたので結局投稿できず放置されていたものです。

 

しかし現在、世の中は異常な混沌の中にあって、実査日本人を壊滅させようとする勢力があって、それを隠さなくなってきてむしろ居直っている傾向が世界的レベルで垣間見える中、この詩が一種預言めいてきたことに気づきました。

 

そして、もしかしたら現在の日本の状況は、この事故を原点としているのではないか…と、今になって確信めいてきています。確かに、少なからず日本人全体が放射線を浴びた実験対象物であり、その疫学調査は、世界は喉から手が出るほど欲しいものでしょう。

 

そして、昨今の短絡的日本の政治・経済状況の腐敗は、日本における世紀末的な実相を映し出しています。その刹那的・投げやりの発想は、もはや放射線浸けにされた脳からかもしだされる兆候かもしれません。日本そのものが精神病院の中…そんな表現がぴったりする程、日本が変質しています。
 

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(あとがき)

☆近頃、福一の原発作業員の「疫学調査」を放射線影響研究所に委託されましたね。厚生労働省から補助金を受けて…。広島原爆の時と同じ。米国から運営資金が半分、厚生労働省から半分出資されている組織です。

 

あのICRPの主委員会の丹羽太貫氏が副評議員をしている組織です。この人は環境省の専門家会議の委員であり、かつ、福島県立医科大の理事長付き特命教授でもありました。なぜ国がやらないのでしょうね。データーは、半分は米国が持っていくからでしょうか。
 

広島原爆投下の折には、何の治療もせずデーターだけ取ったと批判されていた組織にまた「疫学調査」として、皮肉にも人体実験が行なわれるのですね。福島県民健康調査は、当の昔に、この放影研の手の内にありますよね。見事なやり口です。こんなことが続くこの国に、絶望しています。(このあとがきは、2020年10月に書かれたものです。原発事故でもワクチンでも、自国の市民への人体実験がダブルで行われていたのですね。経緯を追いかければ、それがよく分かります。)