国連安保理、ガザで即時停戦求める決議案を採択 アメリカは棄権

 

 

国連安全保障理事会は25日、パレスチナ自治区ガザ地区での即時停戦を求める決議案を可決した。15カ国中14カ国が賛成したほか、これまで拒否権を行使していた常任理事国のアメリカが方針を変え、棄権した。

 

今回の決議案は、非常任理事国10カ国が共同で提出。イスラム教のラマダン(断食月)期間中の即時停戦のほか、人質の即時かつ無条件の解放、ガザへの援助の「緊急拡大」を求めている。

 

安保理が停戦の決議案を採択したのは、昨年10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルを襲撃し、紛争が始まって以来初めて。

 

(抜粋おわり)

 

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 米国はイスラエルにラファの攻撃に対して警告。 IDF、シファでテロリストと戦闘 - TV7 イスラエルニュース 25.03

一部文字起こし

 

2024年3月25日 TV7 Israel News

 

イスラム主義ハマスとイランの代理パレスチナ・イスラム聖戦は、ガザ地区、特に飛び地の北部での敗北を続けており、そこではシファ病院での大規模なIDF作戦が続いている。

 

「今日は、シファ病院でのハマスとイスラム聖戦に対するIDFの作戦6日目である。170人のテロリストが、シファ病院の敷地内またはその周辺で、わが軍に発砲しながら無力化された。IDFはハマスやイスラム聖戦との関係が確認された数百人のテロ容疑者を逮捕し、これを戦争開始以来、最も成功した作戦の一つとした。これらのテロリストの多くは、10月7日の残忍な虐殺の計画と実行に関与しました。この作戦は、まだ終わっていない。現在、ハマスとイスラム聖戦テロリストがシファ内に病棟に立てこもっている。ハマスは、シファ病院を破壊している。ハマスはシファ緊急治療室と産科病棟内から発砲し、爆発物を投げ込んでいる。病院の周囲に隠れていたテロリストが、我が軍に迫撃砲を撃ち込み、病院の建物に甚大な被害をもたらしている。繰り返しますが、ハマスは、シファ病院に迫撃砲を撃ち込んでいます。ハマスはシファ病院を破壊している。ハマスはシファ病院を乗っ取り、病人や負傷者の後ろに隠れてシファ病院内から戦争を仕掛けた。」

 

パレスチナ人テロ工作員の大規模なグループが立てこもりを続けている中、シファ病院内で、IDF はその責任を超えて人道法とジュネーブ条約 に元ずく責任を超えて、テロが蔓延する医療施設にいる民間人を保護しようとしている。

 

「IDF は正確に業務を遂行し、病院内の患者と医療スタッフに対して細心の注意を払って行動します。私たちがこのようなことをするのは、ハマスのテロリストと彼らが隠れている民間人を区別しているからです。私たちがこのようなことをするのは、私たちの戦争がガザの人々に対するものではなく、ハマスに対するものだからです。そして、私たちの行動がそれを証明しています。シファ病院で、ハマスに対するこの作戦が始まって以来、病人や負傷者を救出しIDFは支援を続けてきた。病人や負傷者を援助し、その多くを危険から逃れるのに貢献した。私たちは数十の医療機器を持ち込みました。 1万単位以上の医薬品。何百もの医療用品。食料、水、その他の設備もシファ病院に搬入されます。ハマスの攻撃で病院の発電機が故障したとき、私たちの軍隊が、病院の電気の復旧を支援しました。シファ病院での私たちの活動は、ハマスが戦争を遂行するために、ガザの人々を一貫して人間の盾として利用していることを改めて証明しました。

 

(一部文字起こしおわり)

 

国連安全保障理事会で15カ国中14カ国が賛成した停戦決議だが、米国は棄権した。拒否権を発動しなかったアメリカの決定にイスラエルは激怒したとかで、計画されているラファ侵攻の具体的な計画を協議するため、今週米国に到着する予定だった代表団を派遣しないことを決定したからなのか、国連の停戦決議なんてなんのそのという具合に、イスラエルの病院攻撃は、もはや発火した火事のように止まることを知らないようだ。

 

しかし、人質を取られたままでテロ組織ハマスの停戦案を飲んでしまったら、イスラエルがテロに屈したという形になり、本来の停戦条件は人質全員解放でハマスが白旗を上げることだろう。うやむやな論理ぼかしのようなことをすれば、ある意味、自国民が〇され嬲り殺された怨念の矛先を見失ってしまう。パレスチナ民を盾に現実に病院に潜んでいたハマスの幹部たち…自国民すら利用するテロ組織が、このまま世界に君臨していけば、また未来も同じ光景を見ることになるかもしれない。

 

ここまでしてきて無条件停戦となれば、テロリストハマスの思い通り言いなりの屈辱停戦という形になるだろう。まさにテロに屈した結果となってしまう。ハマスの幹部は恥も外聞もなく逃げ回り、ガザ地区の支配権を離すまいと画策し、それを停戦の条件とおそらくしてくるのだろう。

 

人道支援の国連UNRWAだって、テロ組織ハマスの工作員だらけだったというのだから、何の改革もなく現実に居なおっているそんな組織の人道支援を認めよと言われたって、各国国民の税金がテロ組織を育成するために拠出させるというのもいかがなものだろうか。すべて、改革の時がきているのかもしれない。

 

 

Israel-Hamas War新情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガザのアルシファ病院で続いている襲撃により、ハマスの戦闘員とイスラエル軍の間の戦闘が激化している。IDFは、病院への襲撃でハマスの武装集団170人を殺害したと主張している。ハマスはガザ地区でイスラエル国防軍の戦車を爆破して対抗した。 (概要転載)上矢印