バイデン氏、ラファ侵攻ならイスラエル支援見直し検討 米報道

 

配信 産経新聞

 

バイデン氏は9日の米テレビで、ラファ侵攻は「レッドライン(越えてはならない一線)」だと述べるなど、人道危機が深刻化するガザ各地への攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ政権へのいらだちを強めている。 

 

ポリティコは、バイデン政権の内情に詳しい複数の米当局者の話として伝えた。バイデン政権は、カタールやエジプトとともに、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの休戦に向けた仲介にあたっているが、交渉は停滞している。 

 

バイデン氏は7日に議会の上下両院合同会議で行った一般教書演説で、イスラエルには「罪のない人々を守る根本的責任がある」などと述べ、国際人道法で定める民間人保護やガザへの人道支援物資の搬入などに消極的なイスラエルを牽制(けんせい)。その場での議員らとのやりとりで「ビビ(ネタニヤフ氏の愛称)に腹を割って話すぞと伝えた」などと語り、ネタニヤフ氏への圧力を強めていく姿勢を見せていた。(抜粋おわり)

 

*なお、ポリティコは、米政治専門サイトとのこと。

 

 

バイデン大統領は、結局大統領選で人気を少しでも回復しておきたいという心理が見え見えで、この考え事態が、結局自国民を盾に逃げ切っているハマス幹部の逃げ得・やり得ワールドの勝利という結末を導くことが分かっていないのだろうか。お涙頂戴では、結局テロ組織ハマスを増長させるだけなのに…。

 

もっとも、バイデン氏も選挙集票機に中国がバックドアを仕掛け、それを活用して異常な得票を得た結果、無理やり大統領になったような人物なので(当時、生中継を見ていた人々は、その事実を自分の眼で見ていただろう。証拠を示しきれなかったのと捻じ曲げた司法介入で、ほとんどトランプ氏陣営を敗訴にさせた)本当は、そう人のこととやかく言える立場だろうか…。

 

あの当時、人民解放軍がメキシコやカナダ国境付近から侵入して、内戦の危機にあったというので、トランプ氏が内戦を避けてバイデン氏に大統領職を譲ったと聞く。それのどこまでが事実かは不明だが、強引に共和党から政権を奪い取りバイデン政権になったものの、戦争が絶えないのも事実だろう。民主党が、あっちこっちでその火種を播いているからなのだろうが、戦争が2件も成就して武器を売りまくって、現在儲かっているのは米国の一部の人だけ?

 

それに便乗して、瀕死だった国連のグテイレス事務総長まで何だか突然復活してきたのか、どことなく居丈高の演説をし始めている。450人ものハマスの工作員がUNRWAの職員として在籍していたことをイスラエルに暴かれ、また国連の研究チームによって、イスラエル女性がレイプされ同じ場所で銃殺されたことが確認され、さらに現在の人質女性もレイプや性暴力の犠牲になる可能性もあるという研究チームの報告。にも関わらず、国連は安全保障理事会を招集しなかったことで、イスラエル外務大臣から烈火のごとき批判を受けていた。

 

下手をするとグテーレス氏を解任まで追い詰められた勢いだったのに、民間人の死者数が多いことを理由に、世界中でイスラエルをやり玉に挙げる宣伝戦が勝利していてイスラエルが窮屈な立場となっていることに世間が、注目を集めている。(これすらも、テロリスト集団ハマス幹部によって仕掛けられた結果かもしれないのに…。これだけの状況を、己の利己心のために活用できるテロリストの性悪ぶりには、ただただ絶句するしか術がないのだが…)

 

国際情勢が、ガザの食糧難や医療不足などに目を奪われてイスラエルへの旗色が悪くなると、国連は手のひらをかえしたようにイスラエルに責任を押し付け、正義感満杯の持論を振りまくべく自己正当化の国連演説が展開された。以下は、グテーレス氏のラマダン演説。

 

「ガザでは爆発と流血が続いている。イスラエルのハマス攻撃テロから最近六カ月に入った。そして、ガザでの壊滅的なイスラエルの猛攻撃が始まった。今日の私の最も強い訴えは、ラマダンの精神を尊重するために銃を沈黙させ、すべての障害物を取り除いて、必要な速度と大規模で人命救助の援助を確実に届けることです。」

 

元よりこのグテーレス氏は最初からのイスラエルに悪意を持っているようで、パレスチナに対して同情的であった模様。(ゆえに、UNRWAにハマスの工作員が450人以上潜入しようが、それは当たり前のこと位にしかとらえていなかったかもしれない)こんな動画が残っている。

 

なんと昨年10 月7日のイスラエル急襲テロ事件も自業自得的な発言をして、イスラエル国連大使を怒らせたもよう。(国連は、国際機関として世界から浄財の寄付を受けて運用している組織である以上、フェアを旨とすべきではないのか…。最初から、偏見に満ちた発言や対処の仕方には、国連事務総長というフェアであるべき立場の人の発言とは思われない。

 

 

しかし、イスラエルの立場に理解を示す冷静な人物もいるようだ。

 

 

 ジョー・バイデンが何と言おうとイスラエルは「任務を継続」する:ジェームズ・パターソン

 

ジョー・バイデン米大統領からのいかなる批判にも関わらず、イスラエル国民はハマス殲滅の使命を支持し続けると、影の内務大臣ジェームズ・パターソンがエルサレムから報告した。パターソン氏は、ジョー・バイデン氏がイスラエルの戦争戦術を「イスラエルを助けているというよりも傷つけている」と批判したことに追随している。パターソン氏はスカイニュース・オーストラリアの司会者クリス・ケニーに対し、「ここイスラエルの人々は、世界中の友人や同盟国の全力の支援を望んでいる」と語った。「しかし、もし彼らが国民の批判を受けて広報活動に負けるか、軍事的な戦いを諦めてその戦いに負けるかの選択を迫られたとしたら、それは彼らが下すであろう明確な選択だと思います。」

 

一部文字おこし

 

民間人の死者数が多いことを理由に、世界中でイスラエルに対しての宣伝戦に勝利し、それがイスラエルに損害を与えることに注目を集めていると彼らは信じているのだろうか。確かに、人々は事態がどこにあるのか懸念しているが、私たちがここで特定したことは、次のとおりである。

 

あなたがベンヤミン・ネタニヤフ首相のファンであるかどうかに関係なく、政治的スペクトラムを超えて、ハマスを軍事的脅威として排除するという根深い決意があり、それは、イスラエルとイスラエルの誰にとってもそうではないと思います。

 

[中略]

 

もし彼らが国民の批判を受けて広報活動に負けるか、軍事的な戦いを諦めてその戦いに負けるかの選択を迫られたとしたら、それは彼らが下すであろう明確な選択だと思います。彼らは曜日ごとにこの任務をし続けるという明確な選択をしている。なぜならば、もしハマスがガザの支配を維持し続けるなら、ハマスが現れるのは時間の問題だからだ。

 

ガザの完全支配者ハマスが、完全な支配を維持する。犠牲者として再び征服し、ガザが再びガザ住民を犠牲者として再びガザを利用している。ガザを将来のイスラエル攻撃の拠点として利用する。これは、ハマスの指導部が公然と公にしていることであり、したがってイスラエルは、当初対する22旅団を信じている。

 

戦争が終わった時点で、ラーに残っている旅団は4~6個だろうし、彼らはハマスの存在を排除するだけでなく、人質134人を解放するためにも軍事作戦が必要だと信じているし、国民の批判を避けたいと思っているだろう。バイデン大統領であろうと、ここにいる誰も10月7日の出来事を忘れていませんし、それを繰り返すことをここにいる誰も許すつもりはありません。(一部文字起こしおわり)

 

関連動画は以下。ご参照を…下矢印

 

 

 

Iarael-Hamas War新情報

 

 

 

ピント氏は、ハマス指導部の3番目の幹部であるマルワン・イッサ氏がイスラエルの空爆で死亡した可能性が高いと報じた。ピント氏はまた、ヒズボラがイスラエルにロケット弾を発射する一方、イスラエルは外交的にUNRWAを解体していると報告した。上矢印

 

 

 

 

 

 

 

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は月曜日、ガザでの勝利は目前であると宣言した。同氏の宣言は、イスラエルによる最後の大規模な軍事作戦に対する米国および国際的な反対に直面して行われた。ネタニヤフ首相はFOXニュースに対し、「勝利は近づいている。つまり、私が言ったように、(ハマスの)戦闘大隊の4分の3が消滅したということだ。中東の将来、そして世界のために我々ができる最善のことだ」と語った。平和の未来、人質たちの未来は速やかな勝利を得ることなのだから。」上矢印

 

 

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、勝利は手の届くところにあると述べ、平和と人質にとってそれが最善であると述べた。イスラエルの外務大臣は10月7日、国連安全保障理事会でハマスの性暴力について演説し、イスラエル治安部隊が大規模な攻撃を実行する途中のテロリストを殺害する中、イスラエル軍はラマダン中のテロ増加に厳戒態勢をとっている。イスラエル首相報道官アビ・ヘイマンはニュースウォッチに対し、テロ攻撃の阻止、イスラエルがハマスのトップ指導者を殺害したとの報道、イスラエルがヒズボラにどう対処するかなどについて語った。上矢印

 

 

 

 

レバノンのヒズボラ組織は火曜日、前夜イスラエルによるベカー地域への砲撃に対抗し、複数のイスラエル軍駐屯地にカチューシャロケット弾100発以上を発射したと発表した。イスラエルがレバノン東部の都市バールベックに対して4回の攻撃を開始し、少なくとも民間人1人が死亡、数人が負傷した。上矢印

 

 

ハマステロリストがイスラエル南部に侵攻し数百人を虐殺した10月7日に誘拐された米国・イスラエル国民の死亡が確認されたとイスラエル国防軍が発表した。上矢印

 

 

米英連合による空爆がイエメン西部の港湾都市や小さな町を襲い、商船の防衛中に少なくとも11人が死亡、14人が負傷した。フーシ派が運営する主要テレビ報道局アル・マシラによると、主要港湾都市ホデイダやラス・イッサ港を含む国内で少なくとも17回の空爆が報告された。米中央軍(セントコム)は迅速に対応し、月曜日に6件の標的攻撃を実施したことを明らかにした。セントコムは、これらの攻撃によりフーシ派支配領域内の無人潜水艦の無力化と18発の対艦ミサイルの破壊に成功したと主張している。上矢印

 

 

ガザ人のために約200トンの食料を積んだ救急船は、度重なる遅れを経て出航した。これはキプロスからの新しい海上回廊に沿った最初の輸送であり、ガザに切望されている援助を届けることを目的としている。イスラエルは新たな航路を歓迎しているが、一部の援助団体はこの任務が少なすぎて効果がないと批判している。上矢印

 

 

イスラエル国防大臣はラマダンの挨拶と警告を送った。国連安全保障理事会はハマスの性暴力に関する調査結果を議論するために会合を行った。そしてヒズボラはイスラエルに向けてロケット弾100発を発射した 。上矢印