イスラエルとハマスの人質解放交渉、依然不透明-サリバン米補佐官
配信 Bloomberg
サリバン氏は4日、ABCテレビの番組で「結局のところ、それはハマス次第だ」と発言。交渉がまとまる保証はないと続けた。
事情に詳しい関係者は先週、ガザ地区での4カ月に及ぶ戦争を終わらせるための大きな一歩になると見込まれる合意に向けて交渉が進んでいると語っていた。
しかし、イスラエルとハマスが交渉に前向きかどうかは不明だ。
イスラエルのネタニヤフ首相は4日、「すべての取引に応じるつもりはない」と発言。「テロリストの解放など、あたかも我々が同意したかのようにメディアで多くが伝えられているが、我々に同意するつもりはない」と述べた。
(抜粋おわり)
こうしたなか、イスラエル紙ハーレツは、サウジアラビアの情報源を引用し、ハマスからは、4日夕刻に人質を巡る取引について回答がある見込みだと報じたというが、ネタニヤス首相の声明の動画で厳しい態度で、拒否というイメージの映像が流れているが、その裏側には様々な動きがある様子だ。
遺族たちへの影響やパレスチナ難民に対する同情の表明があとをたたず、各国でパレスチナ難民擁護のデモが繰り返されている。そんななか、イスラエルの戦時閣僚会議が、本日開催されたという。
会議は、すべてのメンバーが連合の一員である以上、議題は広域内閣で行われるべきだということについて、ここ一週間程にわたって右翼むのメンバーからイスラエルに圧力がかけられたとのこと。政府の一部は、国歌安全保障大臣について話し、「首相がイスラエルに有利ではないと主張する協定に参加すれば、政府を去る」と実質十日間脅し続けてきた同国の財務大臣を非難したという。
これは、イスラエルの刑務所から何千人ものパレスチナ拘束者を釈放することを意味するので、ネタニヤフの緊急政府に加わった野党からも圧力があるという。どうやらいろいろ揉めているようす。その背景に、ネタニヤス首相に対する不満も噴き出しているようだ。詳細は以下のビデオをご参照を…
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