米国が中東地域戦争の渦中に

 

2024年2月3日 9:00発信 CNN

パレスチナ自治区ガザ地区で戦争が始まってから、バイデン政権の当局者らは数多くのパターンで「自分たちならできる」という趣旨の発言を続けている。そして、いかなる紛争の拡大も食い止めるべく努力している。にもかかわらず、過去4カ月で我々はこれだけのことを目の当たりにしている。

・イエメンの反政府武装組織フーシが紅海を航行する商船、米軍艦を当たり前のように攻撃。米英軍がイエメン国内のフーシ関連施設に報復爆撃を行う。

・イスラエル軍がほぼ連日、レバノンにあるイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点を攻撃。ヒズボラもほぼ連日、イスラエル軍の標的を攻撃。

・イラクとシリアに駐留する米軍に対し、150回を超えるドローン、ミサイル攻撃。これに対応して米軍は、両国の親イラン武装組織への空爆を実施。


・イスラエル軍が多数回にわたり、イランとつながるシリアの標的を攻撃。


・過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)がイランでテロ攻撃。

・パキスタンとイランが互いに相手の標的を攻撃。


・ガザでの全面戦争に終わりが見えない中、声の大きいイスラエルのロビー団体はヒズボラとの戦争拡大を後押しする。これに先駆け、数万人のイスラエル人が自宅を離れ、ヒズボラのロケット弾の標的になるのを回避した。

 

(抜粋おわり)

 

地域紛争に巻き込まれる国々は、今や10カ国を数えるという。ヨルダン、イラン、イスラエル、シリア、パキスタン、米国、英国に加え、イランの代理勢力が活動するイラク、レバノン、イエメンといった国々。これに主要な4つのテロ組織であるハマス、ヒズボラ、フーシ、ISISが絡んでくるという。

 

米政府は、パレスチナ国家とイスラエルが共存する「2国家解決」を実現しなければならない。しかし、イスラエル政府は過去そのことで失敗した事例をあげ、結局パレスチナがハマスというテロ組織を温存し、かつ国連までハマスの10月7日の残虐なテロ行為に加担していた職員が大勢いたことなどを背景に、その米国の構想を拒否している。

 

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