一部文字起こし

 

☆天津居住区で地盤沈下九日間のまま☆分析:中国は大変革の前夜 習の懸念とは☆江蘇省等暴風とひょうも災難☆香港反中運動

2023年6月13日  ニュース最前線   

 

近年、習近平総書記は頻繁に警告を発し、中共が非常に危険な事態に直面していること、政権の安全に対する懸念を評しています。周書記はかつて「党内に多くの裸官がおり、家族や資産を海外に移し、中共という船から飛び降りて中国を逃れる考えを持っている」と自ら暴露したことがあります。

 

5月30日、習近平総書記は国家安全委員会の会議で再び警告を発し、「中共が直面した国家安全問題の複雑さや困難さが明らかに増しており、荒れ狂う風と荒々しい波、さらに非常に危険な事態重大な試練に耐える準備をすると述べました。

 

周書記が「非常に危険な事態」という言葉を使ったのは、これが初めてではありません。すでに2018年12月改革開放40周年記念大会で、非常に危険な事態という表現を使用しています。過去5年間において、周総書記は、10回以上も中共が非常に危険な事態に直面していると警告し、その頻度はますます高まっています。実際には、過去2~3年間において中国で勃発した暴政への抗議という非常に危険事態は、明確に共産党に対するものです。

 

例えば、昨年10月中共の第20回党大会の前に北京の四通橋で孤独な勇者とされる彭載舟氏が「PCR検査はいらない・ご飯が欲しい・ロックダウンはいらない・自由が欲しい嘘はいらない・尊厳が欲しい・文革はいらない、改革が欲しい・指導者はいらない、選挙が欲しい・召使いはいらない、公民になりたい・習近平を解任せよ!」と書かれた横断幕を掲げて、国内外で衝撃を与えました。

 

今年の六四天安門事件記念日の前夜、厳重な監視下にある中国で、6月3日に北京の国家体育館外で再び女性版のほぼ彭載舟事件が発生しました。これに対して専門家は、「大きな変革の兆しが訪れており、習近平は共産党の崩壊が避けられない危機に直面していると実感している」と分析しています。

 

時事評論家の岳山氏は、大紀元に寄稿した記事で「習近平は共産党の崩壊の危機感が、ますます高まっていることを予感している」と分析しています。岳山氏は次のように考えています。「習近平はおそらく最も党の崩壊の危機感を感じている中共の指導者であり、最近の国家安全委員会の会議でのスピーチは「さらに共産党員に向けた大きな風浪が来る。船が転覆する」という警告や恐喝のようなものである。

 

海外に亡命している民主活動家の萬潤南氏は、最近ラジオフランス・アンテルナショナルのインタビューで次のように分析しました。「1989年の民主化運動を引き起こした見過ごされた重要な要素は、極めて深刻な経済危機であり、当時は主にインフレーションの形で現れた。そして今日の中国も新たな経済危機に直面しており、主に経済不況や驚異的な失業率に表れている。」

 

萬氏は社会変革の根底には常に経済問題が存在するとし、現在の中国社会は大きな変革の前夜にあると考えています。萬潤南氏は「去年の白紙運動が最も良い例である。ゼロコロナ政策が無数の家庭の基本的な生活に影響を与え、基本的な生存さえ保証されないとき、人々が立ち上がって抵抗しようとする」と述べています。実際には、中国で最も富と資源を保有している中共の幹部が中共政権の危機に最も敏感であり、彼らはすでにこっそりと中国からの脱出計画を実行しており、船から飛び降りる準備をしています。」

 

習近平もこれについて非常によく理解しています。2021年10月22日中京の党メディアは珍しく、中共の幹部を「心ここにあらず」と批判しました。この記事では習近平の8年前の演説が引用され「裸官と呼ばれるこれらの幹部は、中共に自信を持っておらず汚職幹部となり、配偶者や子どもたちを全員海外に移住させ、自身の後顧の憂いから解放されいつでも中国を離れる準備をしている」と書かれています。

 

2016年11月中国の憲政学者である陳永苗氏は、香港のメディアで「中共の権力者層には逃亡計画が存在し、その計画の核心は高官が社会の余剰価値を搾取して利益を得た後、急速に逃亡することだ」と明かしました。

 

中国問題の専門家であり時事評論家の李燕銘氏は、以前に大紀元に対して「党メディアは、中共の幹部が党に対して自信を持っていないことを自ら暴露しており、習近平も中共の幹部がいつでも逃亡の準備をしていることをはっきりと分かっている。これは中共の幹部らは、上層部から下層部までみな中共の末日が近いことを知っていることを反映している」と述べています。(一部文字起こしおわり)

 

 

逆にそれゆえの焦りが、台湾有事に突っ込みたがっているとも解釈できるのだろうか。戦争はそうした懸念を払拭でき、緊急事態の合言葉の元に国民の意思を無視しきることができるから…。

 

 

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