一部文字起こし

 

☆習近平が大々的に登場 党メディア:大きなシグナルを発する☆米国:台湾の主権に関する立場を取らないと珍しく表明☆ポンペオ氏:中共壁は予想より早く崩壊

 
2022年9月29日 役情最前線
 
9月27日第20回党大会を前に10日間に渡って雲隠れをしていた中京の習近平投手がついに姿を現し、軟禁されているという噂を払拭しました。習近平総書記は、すでに軟禁されているという噂を払拭するために、中共の高官たちに連れられてその政権10年間をテーマにした展示会に姿を見せました。
 
14日から16日にかけてカザフスタン・ウズベキスタンを訪問し上海協力機構の首脳会議に出席した習近平総書記は、16日に中国に帰国して以来約10日間姿を現していませんでした。また習近平総書記は、帰国後規定通り10日間の隔離状態に置かれたとの報道もあります。しかし隔離であれ、軟禁であれ第20回党大会前にクーデターが噂されるのは、習近平の再選に向けた挑戦と言えます。
 
特筆すべきは習近平総書記は今回高らかに登場しただけでなく、その場面も異例だったことです。習近平は27日午後北京展覧館に姿を見せ、新時代への「奮進」をテーマに習近平の過去10年間のいわゆる業績を褒めそやす成果展を視察しました。中京政治局常務委員の李克強、栗戦書などが出席しました。
 
また北京に在住する中京中央政治局委員、中央書記処書記、全国人民代表大会常務委員会副委員長、国務委員、最高人民法員委員長、最高人民検査員検察庁、中国人民政治協商会議、全国委員会副主席、中央軍事委員会の委員などが同行しました。
 
帰国後10日間の隔離のため欠席したと言われている王岐山副主席を除き、習近平政権10周年を称える展覧会には、副国級以上の官僚はほぼ全員が見学しに来ました。これにより軟禁の噂が払拭されました。同時に党メディアである新華社通信が、周総書記の歴史的地位をおだてる記事を掲載し、党大会後にさらに昇格することを暗示しているようです。
 
記事では習近平はマルクス主義の政治家・思想家・戦略化と呼び、党と国家の指導者としての政治的知恵と戦略的情力を十分に発揮したと主張しました。また習近平政権が樹立した新時代の十年間で、千年の小康夢が現実となった。経済発展は著しく成長し、腐敗との戦いは圧倒的な勝利を収めたとしました。
 
この10年の偉大な変化は、党、新中国、改革開放、社会主義発展、中華民族発展の歴史的一里塚だとも称しました。歴史学者の章天亮氏は、第20回党大会前に党メディアが発したシグナルは、習近平を毛沢東と同等に位置づけたと分析します。これは当初鄧小平は偉大なマルクス主義者だと呼んだことを超え習近平が党主席になる道を敷いたと同時に、党大会後習近平は政敵を厳しく粛清して当主席としての威厳を高めるだろうとの見方を示しました。
 
一方、周総書記は続投を成功させるため、国内の感染状況に対して厳しいゼロコロナ政策をとり、その結果数億人の人々が自由を失い経済が停止し、無数の二次的悲劇を引き起こしました。ますます多くの中国人が周政権の退陣を望んでいるため、世間では軟禁の噂が拡散したと言います。
 
時事評論家の唐浩氏は党大会を控え、中共トップの権力闘争はどのような結果になるのか、予想外なことは起きるのかと疑問を呈しました。「第20回党大会の切り札が明かされるまでは、すべてが可変要素で党大会終了後も、おそらくこの権力闘争は続くだろう」と述べています。
(一部文字起こしおわり)

 

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