PETスキャナーは、ガンの早期発見に有効な検査方法とされているが、この購入をめぐって、豪州諜報機関は、セキュリティ上の懸念を表明したという。ここでも中国製の医療機器を巡ってオーストラリアで、騒動が起っているようだ。しかし、その導入が医療機密と関わることであるなるとならば、オーストラリア政府の諜報機関も待ったをかけざるを得ないのだろう。

 

その焦点となっているのは「PETスキャナー」だが、これは、ガンの早期発見に有効な機器といわれる。購入予定をしているのはシドニー大学。豪紙オーストラリアンによると、シドニー大学の公立教育病院・ロイヤル・ノースショア病院が、このPETスキャナーを上海聯影医療科技有限公司から約1400万豪ドル(約11億7000万円)で購入する予定になっているが、このAIを搭載した医療機器を導入すると、中国側はニューサウスウェールズ州にある公衆医療データシステムにアクセス可能になるというのだ。

 

これらの機器を導入すると「ある意味、生物医療スパイの情報源だ」と豪情報機関当局者は、警告しているというが、これは日本にも無関係でなく、MRIやCT、PETスキャナーなどの医療機器を製造販売する中国の画像診断装置メーカーUIH社の最初の海外進出先は日本であったという。そして、すでに薬機法の承認も得ているというから驚きだ。

 

ならば、日本の生物医療の情報も、どこかですべて見られ、丸裸にされているのだろうか。こうした情報を転用すれば、極端に言えば、それこそ生物兵器として転用されるかもしれないリスクがあるのかもしれない。

 

まさしくどんなものにも中国はスパイ活動を仕掛けているから油断できない。しかも、同社機器は世界30カ国の病院に導入されているというから、手遅れか?

 

 

 

 

「医療データが中国に」、豪大学の中国製機器導入めぐり、諜報機関が警告

 

2021年12月8日

 

 

PETスキャナーは、ガンの早期発見に有効な検査方法とされている。

 

匿名の豪情報機関当局者は、「これらの機器はある意味、生物医療スパイの情報源だ」と警告した。AIを搭載した同機器を公立病院に導入すると、中国側はニューサウスウェールズ州の公衆医療データシステムにアクセス可能になるという。

 

豪情報機関は、シドニー大学の中国製PETスキャナーは購入をめぐってすでにカレン・アンドリュース(Karen Andrews)豪内相に懸念を伝えた。だが、大学側は政府に対し、詳細を公開する用意はないという。

 

同国の外国関係法案法案(Foreign Relations Act)は、地方自治体や大学が外国政府と結んだ協定が国益を害すると判断された場合、政府は協定の締結を阻止できると規定した。

 

MRIやCT、PETスキャナーなどの医療機器を製造販売する中国の画像診断装置メーカーUIH社の最初の海外進出先は日本であり、薬機法の承認も得ている。

 

同社ホームページによると、同社機器は世界30カ国の病院に導入されている。

(抜粋おわり)
 
___________________________________宝石緑
 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆☆

☆ブログ更新しました。