26日に結婚した秋篠宮家の長女、小室眞子さん(30)と圭さん(30)夫妻の記者会見が同日午後2時、都内のホテルで開催された。

 

思い込みか空々しい嘘か、それとも頭脳自体がご都合主義で埋め尽くされているのか、忖度されることに慣れすぎて育ったのか終日、歪められた事実の卵をまだ大事に抱いて暖めているかのような言動を崩さなかった眞子さんの印象がある。いずれにしても、苦い会見に終始しているように見えた。

 

いつも忖度され己の意志が通る環境にいると、自分の行為にどんな意味が宿り、どんな影響をもたらすかも推測できない思考回路になるのだろうか。もしかすると、小室眞子さんは己が小室氏に果たした役割について、憲法下で間違いを犯したなんてほんの露程も感じていなかったのではなかろうか…終始上から目線で物を言う現代の化石・シーラカンスを見ているような幻想にかられてしまった。

 

小室眞子さんの感性と、世間一般の感性の根本的乖離。これを感じた。それゆえ自分に忖度しない国民の主張は、はなから無礼で誹謗中傷にしか聞えないのではなかろうか。忖度する人々には感謝はするが、そこに滲んでいる根拠や論理、あるいは法律などを精査した上での発言でもなく、ただみずからの思い込み一本で前に突き進もうとする。

 

とにかく、忖度しか受けて来なかった封建時代の感性なので、事態を冷静に理解できる経験も体験もないので、発想事態が現実に根ざしていないようだ。まさしく深窓の令嬢と同じで、世の中を知らない。そういう育てられ方をしてきたし、道を正してくれる環境もなかったようだ。

 

それは親から始まっている。いや、すでに祖母から始まっている。皇室は一般人とは違うのに「なるちゃん憲法」をつくって、子育てを普通通りにしたところから、子供達は帝王教育からずれていった。それでも今上天皇がそれを身に付けているとすれば、まだ宮内庁に人材がいたことになる。民間人から嫁いだ現在の皇太后の育児から、既に[帝王教育」は離脱していた。

 

責められるのは、皇族教育すら教えられなかった親の責任だが、その又親が皇室を意識しないまま破壊していった。その実態は菊のカーテンに守られ、今までは隠されて見えなかった。ところが時代とともにそれが綻んできて、ある日、真実がまるごと露出した。その姿は、まさにセオリーが総崩れとなった奇怪なものの姿だった。

 

はっきり言うと、こういう発想をする世間を知らない女性…自立もできていないくせに、絶対的優位で自我を押し通す。そういう方が野に放たれる危うさは、この諜報戦のせちがらいグローバル世界の現実のなかで、悲劇の渦に巻き込まれる危うさも暗示している。

 

様々な皇族の悲劇は、戦前もあったことは歴史が証明している。皇族の末路は、寒々しく哀しい。それが、単なる杞憂で済めばいいのだが…。そんな妄想がよぎった無責任でいきあたりばったの会見であった。

 

 

 

 

小室眞子さん、圭さんが会見「結婚は心を守るため」 金銭問題も説明

 
配信 朝日新聞
 
夫妻は、圭さんの母親に関する「金銭トラブル」にも触れた。
 
眞子さんは、母親の元婚約者への対応や圭さんの留学の前倒しは自らが依頼したものと説明。「私が公に発言する機会が限られ、そのために生まれてしまった誤解もあった。誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語として広がっていくことに、恐怖心を覚え、つらく悲しい思いをしました」と話した。
 
圭さんは、詳しい経緯は4月に公表した通りとした上で、母親が精神的な不調を抱えているといい、「解決に向けて、私ができる限り対応したい。解決金を受け取っていただきたい気持ちはかわっていない」と話した。その上で、「誹謗中傷が続き、眞子さんが心身に不調をきたしたことを悲しく思います。母も身の危険を感じながら過ごしています」と訴えた。
 
交互に話すスタイルで進んだ会見の最後。眞子さんは「心を守りながら生きることに困難を感じ傷ついている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人のあたたかい助けや支えによって、より多くの人が、心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております」と締めくくった。
 
その後、宮内記者会や日本雑誌協会などが用意した質問への回答を記者側に渡し、退席した。
 
会見は質疑応答も行う予定だったが、宮内庁によると、質問の中に「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない」ものが含まれていることに眞子さんが強い衝撃を受けたことから、所感を述べるだけにとどめたという。(抜粋おわり)
 
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【全文】眞子さんと小室圭さんが質問に文書で回答

 

 

【日本雑誌協会質問】抜粋

今回のご結婚は、秋篠宮さまが望まれた「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」には至らないと判断されたことから、関連儀式は行われないことになりました。「納得と祝福」が広がらない理由には、(1)小室さんの母親の金銭トラブルが解決されていないこと、(2)小室さんの経歴に”皇室利用”と受けとめられかねない事柄があることだと考えます。

 

 (1)について、小室さんは、母親の元婚約者の方と直接交渉をするお考えがあるとのことですが、発端となった金銭トラブル、また、すでに刑事告発されている、小室さんの母親による遺族年金の不正受給の疑惑について、現在の状況を詳しくご説明ください。

また、皇嗣職大夫は今年 4 月、これまでの対応について眞子さまが相談に乗られてきたことを明らかにしましたが、具体的にどのような助言をなさっていたのかを教えてください。また、「納得と祝福」につきまして、眞子さま、小室さんご自身は、現在の状況をどう捉え、どのようなお気持ちを抱かれているのでしょうか。

 

 (2)について、小室さんの留学先である米フォーダム大学が公式サイト上で「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介したことがありました。関連して、本来は法学部の学位を所有している人に入学資格がある「LLMコース」に法学部を卒業していない小室さんが入学したことや、学費全額免除の奨学金を受給したことなどから、「婚約者」として特別な待遇を受けたのではないかと、疑念の声が上がっています。この点を、小室さんはどうお考えですか。また、眞子さまは小室さんが「フィアンセ」としてフォーダム大学に入学することを容認しておられたのでしょうか。

 

この質問は、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問であると思います。このような質問に会場で口頭でお答えすることを想像すると、恐怖心が再燃し心の傷が更に広がりそうで、口頭で質問にお答えすることは不可能であると思いました。誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問をいただいたことは、誠に残念に思います。

 

 (1)に関連する質問についてお答えします。既にお話しした通り、圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めてもらいました。具体的な助言については数多くありましたが、それらをこの場で羅列するわけにはまいりませんので、お答えすることは控えます。 

 

「納得と祝福」については、それぞれの方のお気持ちがあると思います。ただ、私たちは、厳しい状況の中でも変わらずに私たちを応援してくださり、今日という日を祝福してくださっている方々に、感謝しております。そして、根拠のない多くの厳しい批判にさらされてきた圭さんが、私と結婚するという意思を持ち続けてくれたことに感謝しています。私との結婚を諦めれば、圭さんはこれだけの根拠のない批判に数年間にわたってさらされ続けることはなかったはずです。

 (2)に関連する質問についてお答えします。圭さんが「フィアンセ」としてフォーダム大学に入学しようとしたという事実はありません。

(小室眞子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(このTBSのコメントには、誹謗中傷でなく正論がたくさんあった。そのためこの記事を作成していたのだが、文章を書いている間にすべて非表示にされていた。いくつか誰かのリツィートがSNS上には残っていたので拾ったものの、私が掲載したいツイッターは非表示で後の祭だった。つまり、もはや自由に拡散はできないことになってしまった。そこには4万もの賛同者がいる書き込みもあった。それをすべて非表示にしてしまうということは、何のためのコメント欄なのだろう。このような事態は、まさに言論封鎖であり中国と同じことをしている。皇族が間違っている場合に、それに反論をすることも一般人はそれさえ許されないのだろうか?)

 

 

 

 

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