https://news.yahoo.co.jp/articles/41f728ad95594495327a2f1eba803ea6e261732f

 


謎と言うしかない二階氏の「過剰な親中」の理由

一度も表明したことがない対中政策の骨格

 

2020年.8月.5日(水)古森 義久

 

(中略)

二階氏は2015年5月にも、自民党総務会長として約3000人の訪中団を連れて北京を訪れた。習近平国家主席とも、親しく会談した。

 

中国は、それまで尖閣諸島や歴史認識で日本に対して厳しい言動をとっていた。だから二階訪中団への歓迎は唐突にみえた。

 

だがこのころも、米国が中国への姿勢を強硬にしていた。中国の南シナ海での一方的な軍事拡張、東シナ海での威圧的な防空識別圏宣言などに対し、融和志向だったオバマ政権もついに反発し始めた。日米間では新たな防衛協力のための指針が採択されたばかりだった。日米同盟の画期的な強化である。2000年の米中関係や日米同盟の状況と酷似していたのである。

 

だから私は、日米中の3国関係のうねりを長年観察した結果として、「米中関係が険悪になり、日米同盟が強化されると、自民党の二階俊博氏が北京に姿を見せる」と書いたこともある。

 

トランプ政権の対中対決姿勢が強まるにつれて、中国の日本に対する友好的な言動が顕著になっている。二階氏が2019年4月に北京を訪問して「一帯一路」会議に出席し、習近平主席に安倍首相の親書を渡したのは、まさに上記のパターン通りであり、安倍首相の訪中の露払いだった。

 

二階氏は、日本の対中政策でこれほど枢要な役割を長年果たしながらも、中国への苦情や抗議を一度も表明したことがない。中国の尖閣侵略にも、反日教育や反日行事にも、日本人の拘束にも、さらにはウイグル、チベット、香港などでの人権弾圧にも、日本の政治家として公式の場で批判的な主張を述べたことは私の知る限りただの一度もないのである。二階氏が親中なのは政治の師匠だった故田中角栄氏の影響だという説もあるが、完全に中国に服従している様子は異常である。これは一体なぜなのだろうか。(抜粋おわり)

 

 

こんな人物が政権与党の幹事長で、お金をしっかり握っている。河井案里のボスでもあり、かつ一億五千万の選挙資金を勝手に与えた。そのペナルティすら証拠不十分で与えられていない。この記事から見ると、決してこの人物が日本国の利益や未来を見据えて親中派となっているようには思えない。ここまで、ODAなどで中国を優遇し甘やかし、今のように尊大な怪物にしたようである。

 

 

「中国の尖閣侵略にも、反日教育や反日行事にも、日本人の拘束にも、さらにはウイグル、チベット、香港などでの人権弾圧にも、日本の政治家として公式の場で批判的な主張を述べたことは私の知る限りただの一度もないのである。」なのだそうである。中国の南シナ海での一方的な軍事拡張、東シナ海での威圧的な防空識別圏宣言などで融和志向だったオバマ政権も、反発し始めたのが2015年頃だという。その頃と2020年の状況が似ていると筆者は言っている。

 

 

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