便利機能が満載の今のパン焼き器!

 

                       

 

 

パン焼き器が壊れた。もう昨年に壊れていたのだが、パン焼きは夫の仕事に何とはなくなっていた。それというのも、このこのパン焼き器は、当時珍しかったお餅も焼けるというふれ込みで普通のものより倍近い金額で購入したものだったが、そのためか高さが足らないため粉とイースト菌を入れると、粉が若干周辺に散らばるためと温度管理が面倒そうで、生来無精者の私では手に負えないため、以来パン焼きは、夫の仕事に定着してしまった。

 

 

実を言うと、壊れたパン焼き器は2台目である。お餅も何回か作ったが、やはり面倒なので結局はあまり造らず、もっぱらパン焼きだけしか使用しなかった。しかも、作りが複雑なせいか、途中一度壊れて修理をした。最初私が電気店で購入してきた一台目は日立製で、シンプルなつくりで、ただ粉とイースト菌と水を入れるだけでできたので、私はこのパン焼き器を10年くらいフル回転させて使ったものだった。最後にはも使いすぎて、モーターが突然壊れ動かなくなってしまった。

 

 

2台目のパン焼き器の購入を夫が決めたのは、サンヨー電気製だった。今は倒産してなくなってしまったので、修理を出した時も厄介だった。「今度壊れたら終わりだね」とは言っていたものの、とうとう突然昨年の末モーターは回るものの焼きに入ると止まってしまって焼くことができなくなった。それで新しいのを買おうということになったのだが、電気店まで行くのも面倒くさがってぐずぐずしていた。

 

 

そして、この間市販のパンを食べることになるのだが、普通のコンビニやスーパーで販売している食パンを食べると、夫はお腹の調子が悪くなることが増えた。そこで改めて成分表を見てみると、ショートニングとか添加物が多い。また、小麦粉がどこの産地なのかは表示されていない。それで何とか国産のものを捜してみた。すると、国内製造という表示があった。私は、それが国産なのかと思っていた。

 

 

外国産の小麦粉には、残留農薬が検出されているとネットで盛んに発信されている。改めて、お腹の調子が悪くなるのはそのせいかもと思い、国内製造と表示されているパンを購入するようになった。(当初は、国内製造というのは国産だと思っていたので…。)その国内製造というのも、「いずみ」というスーパーしか売っていない。しかし、夕方でも買いにいくと大抵売れきれだった。他のパンはたくさん残っているのに…。

 

 

それは一回だけではなかった。お昼頃行っても2個位しか残っていない。しかし、他のパンコーナーには、パンはあふれるほど残っている。ということは、みんなこの残留農薬のことは知っていて、パンもパン焼き器か手作りとかしているのではないのだろうかと想像した。しばらくは国内製造という表示がしてある価格が倍以上高級パンを購入していたが、夫がネットなどで調べてみると、この国内製造というのは国産のものであるという意味ではないらしい。

 

 

そうなると、どうやら国産の小麦を使用している市販バンはないらしいという結論に至った。つまり、安全性を重視するのならば市販のパンは、食べられないことになる。小麦粉自体は国内産はあるのだから、手作りが1番安心できるということになった。それで、通販でパン焼き器を夫が選んで注文してくれた。それが一週間前に届いた。パン焼き器到着後、3日位経って夫がパンを焼いてくれた。

 


今回のパン焼き器は小振りで、こねる時相当力がかかっているのか、こねながら移動しているのか何とも愛らしい。4時間かかったが、とても美味しくできている。新パン焼き器は、小振りでもサツマイモも蒸かせるし、お餅もウドンも作れるとかでさまざまなボタンが並んでいる。やはり、私には無理そうだ。まちがったボタンを押して、壊してしまうのがオチだろう。

 

 

かつてボタンがひとつでシンプルに操作できたパン焼き器だったら、私にも扱えるのに…。何もかも複雑になってくる家電類が、何となく恨めしかった。イースト菌も上手に膨らませるためには温度管理などもありそうなので、考えただけで面倒くさい。やっぱりパンは夫に焼いてもらおうと思っている。

 

 

ところで、小麦粉は国産は販売している。私は九州産とかいう小麦を「ほんとかなあ」と思いつつも購入しているが、それも気休めかもしれない。それにしても、市販のパンから残留農薬が検出されているなんて、一体何を食べろというのだろう。うわさでは、子供達に食べさせる給食のパンは、一番残留農薬が一番多い外国産小麦粉で作ったものだと聞くが、どうなのだろうか。

 

 

この国の食品に対する安全性については、本当に油断ならない気がする。今日、スーパーのパンコーナーを通った時、それらが毒物の陳列棚に見えた。パンひとつ食べるのに、政府に対して何を食べさせられているのか油断ならないという疑念を持ちつつ食生活を送るというのは、国民として不幸なことだ。なぜ、もっとキチッとした表示が義務付けられないのかも疑問に感ずる。

 

 

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