<夢つづり>いにしえの血染めの日の丸の旗


理由は分からないのだが、私は東京・中野区でアンケートのアルバイトをすることになった模様。夢なので前後関係は分からないのだが、私はそれを引き受けることにしたようで、そのため住宅地図をコピーしようと、中野区役所を訪ねている。アンケート用紙はわが家に届けるというので、まだ見ていない。何のアンケートをするのか知らないまま、私は古い木造立ての区役所を訪ねている。


区役所はあっちこっちガタついていて、薄暗い。エレベーターもないので、私は住宅地図をコピーするためコピー機のある部屋を捜して、薄暗く狭い階段を登っていく。そこで役所の人と話したが、彼らは影のように実態がない。それでも何とかコピーを取り一階へ降りると、床は打ちっぱなしのコンクリートで冷え冷えとしている。人も気配も余りないなと思っていると、そこはどうやらスーパーか何かの裏の廊下のようで、ある部屋に入るとそこには黒い中型のアップライトのピアノがあった。人も何人がいたようだったが、まるで操り人形のように気配が感じられなかった。


私は路上に出た。あたりには民家がひしめいているのに、軒は低くみんな木造の家で道路も舗装されていない砂利道だった。そこの一角になぜだか日の丸の旗の緋色の丸だけがモノクロのような世界に際立った。私はそれに近づいて眺めていた。日の丸の旗の面積に比べて緋色の丸は、かなり大きい。しかし眺めていると、いつのまにか緋色の丸は歪み、緋色の液体がポタポタ流れだし、気付けばそれは血に変わっていた。日の丸は血で染められていた。


これは戦前の時空なのか…不明な空間にいて、その日の丸の身に沁みるような赤に仰天して目覚めた。

 

(2019/1/19作成)

 

 

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☆目覚めてみたが、その連関については全く意味が分かりません。昔だったら、コピー機などはないでしょうし、混然一体となった夢を解きほぐすことは出来ませんでした。しかし、日の丸の赤さが余りに鮮烈でした。