夜景デフォルメ・フオトアレンジ 音木 六花

 

 

百舌(もず)がわが家にやってきた!伊吹の小枝を行き来する姿は意外と小型!

 

 

 

伊吹の木の子枝に雀に似た小鳥が止まっていた。口には何かくわえている。自分の体位もある何か細長いものだ。ちょうどダイニングで食事している最中、窓辺を何気なく眺めると、そんな光景が飛び込んできた。「雀かな」と私。しかし口にくわえているものは何だろう。「雀だったら、あんなもの食べないよ。それに尻尾が長い。」と夫。言われてみると、尾がすっと伸びている。体型も雀より若干小さい。「くわえているのトカゲみたいだ。」と夫。雀が肉食なわけはない。もしかしたら「百舌?」


百舌を窓の小枝の先で見るのは初めてだった。家は木を伐採しないため、樹木は好き放題伸びてしまって森のようになっている。ちょうど目隠しに伊吹の木が十数本植えられているので、小鳥が身を隠すにはちょうどいい環境だ。以前には鶯の姿もみたことがあった。百舌らしき鳥は小枝を行ったり来たりしながら、トカゲを加えて移動している。私たちは、それを落としたりしないように、息を潜めてバードウォッチングをしていた。後でネットで調べると、どうやら百舌のようだった。写真で詳細に確認すると、くちばしが普通の小鳥と全く違っていて、鷲・鷹と同類のようなカギガタのくちばしである。


かえるやトカゲ、それにつぐみなどのヒナも襲うこともあるらしい。そういえば、キチキチッという鳴き声は聞いていたが、それが百舌だったとは知らなかった。いろいろな鳴き方をするようで、それで百の舌と書き、百舌というようだ。北部に分布する百舌や山地に生息するものは、秋になると南下したり標高の低い場所へ移動して越冬をするそうだ。百舌がやってくると、冬近しとも言われる。ただし、北海道や青森あたりでは夏鳥ということになっているらしい。日本列島は、案外長い。

 

 

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