北茨城のいくちゃんからもらった黒電話。
いくちゃんは、70歳。
お歳上だけどお友達。
わたしは「いくちゃん」と呼び、
いくちゃんはわたしを「校長先生」と呼ぶ。
なんでそんなあだ名がついたかっていうと、
みんながバタバタと動いてても
わたしはドンと構えてて、
頭の中だけがバタバタ忙しそうだからですとさ

いつもこの電話を見てて思うこと。
この電話がある日突然鳴って、
受話器の向こうから、
すでにあっちの世界へいってる人達と話せたらいいのになぁ、、、って。
姿カタチは見えなくても、
話せたらいいのになぁ~って。
その人がまだ生きてた頃には
伝え切れなかったこと、たくさんあるから。
若過ぎて、素直に伝えられなかったこともたくさんあるから。
もうすぐお盆。
あっちの世界の人が一時帰宅する期間。
あのね・・・、
この黒電話が鳴ったらわたし出るから
あっちの世界から戻って来たら、電話ちょうだい。
「もしもし、元気にしてた?」
あっちの世界があるとしたら、
あっちの世界なりの元気というものがあるんだろうしね。
小学生ん時に家出した相馬のおばあちゃんには、
あの時、とってもとってもかばってくれてありがとうって伝えたい。
老いても「威厳」というものを持っていた
あの時代のお年寄り。
そして・・・
ナツおばあちゃんには、たくさん伝えたいことがあり、
電話がかかってきたら、わたし泣いちゃうな。
もう、あっちの世界に帰らないでって、泣いちゃうな。。。
そして、
「女は簡単に泣くな!」って、おばあちゃんに怒られるに違いない。
強く、たくましい背中を見せてくれたあの時代の女性達、
お盆に帰ってきたら電話ください。
・・・と、そんな話を家族にすると、
「フツウ、そういうのって怖いよぉ~~~(゚_゚i)」ってビビるけどね。
わたし、お墓まで迎えになんて行かないからね。
お墓で会おうなんて思ってないからね。
ちゃんと会いに来て。。。
お盆が近くなると、そんなことを毎年思うわたしでした。
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