つい今しがた、父シゲルが突然、
「わたしはあんたに
随分と甘えて迷惑かけてるんでないかい・・・」
と、しんみりゆーてきた。
「甘えてるって、何を?」
と聞き返したら、
「いや、わたしも年寄りだし、色々と迷惑かけてるんだろうなって
申し訳なくて」
と言い出したんで、
「歳はみんな取ってくんだから仕方ねがっぺ。
いちいちそんな事を気にすんなよ」
とゆーたら、
「そう言われると楽になるけど・・・。
男みたいに育ててしまったことを残念に思ったこともあったけど、
あんたで良かったよ、わたしはシアワセだよ」
ですと。
・・・わけわかんねぇ~
こんなわたしでも、ダンナ氏の両親を見送り、
随分と以前に「介護」というのは通り過ぎました。
これを苦労話みたいに言う人もいるけど、
わたしのキャラ的に、それは無理だ
実際、「苦労」と感じたことはなかったし、
ダンナ氏の父親の介護の全ての話は、母にさえもわたしはしていない。
わたしをかわいがってくれたダンナ氏のお父さんの
プライドを傷つけるみたいで言えなかった。
だから、実家の母、
義父がどういう状態だったかも知らない。
「大変だったね」って言われるの、嫌なんだ。
嫁に出た身だもの、ダンナ氏の親を
本当の親以上に思えなかったら嫁でながっぺ?
若い頃、ダンナ氏と大喧嘩して「離婚じゃーーーーっ」と騒いだら、
「離婚するなら、お前が出てけ」
、、、と、
わたしにではなく、実の息子であるダンナ氏にゆーたお父さんですから
そのお父さんが、
「離婚してひとりぼっちのお父さんのこと、
ちゃんと引き取って面倒みてやらんとあかんよ。
わし以上にやってやらんとあかんよ」
と言ってくれたっけ。。。
嫁に行った先でも、こんな破天荒なわたしはかわいがられ、
かわいがってもらってたのを痛いほどわかってたから
お父さんの介護なんて屁でもなかったさ
いずれはみ~んな歳を取るんだし、
仕方ないことは山ほどあるんだし。
生まれてきてオムツあてて、
歳取ったらまたオムツの世話になる。
こりゃ仕方のないことだよ。
実の親子となると、なかなか優しい言葉もかけられなくて
シゲルには申し訳ない気持ちだったんだけど、
「あんたで良かった」
と言ってもらえて、とてもホッコリしました
ただ・・・わたしのこと「長女」というより「長男」と思ってる節が強いのが
ちぃ~とばかし不満足ですが
「なるべく迷惑かけないようにとは心がけてるんだけどね~」
とシゲル。
迷惑だなんて思ってないさ。
だって、わたしがこーしてここにいるのは、
シゲルあってのことだものね~。
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