ダンナ氏が腹膜炎で緊急手術をして
人工肛門になってからはや9カ月。
久方ぶりに「ストーマ外来」に行ってまいりました。
と云うのは、ダンナ氏が、
「俺のこの腹の出方は傍ヘルニアに違いない」
とあんまり騒ぐので、白黒ハッキリさせに行ったわけですが、
その気配は全くなく、異常なし♪
・・・は良かったんですが、、、、
生涯「人工肛門」といわれていたのに、お医者が、
閉鎖手術ができるかもしれないのでCTを受けてみて欲しい・・・とのこと。
手術前、この人工肛門は一生モノだと言われ、
ダンナ氏もその覚悟でいたところへもってきて、
突如「人工肛門閉鎖手術の検査のススメ」をされて
ふたりでポカ~~~ン。。。
しかも、それをすすめてきたお医者さんは、執刀医ではないから、
一途な性格のダンナ氏は、
「執刀医の○○先生は一生これやってゆーてました。
だから、再手術はしません」
と、CT検査を拒否。
執刀医の先生は大学病院へ行ってしまい、
頼りの医師がいない心細さ。。。
K先生、信頼できるいいお医者さんやったからね~。
うちのダンナ氏が一途になるのもキモチはわかる。
しかし・・・S状結腸を摘出してあっても閉鎖手術ってできるもんなのかな?
近頃では、新肛門なんてのがあるらしいけど、
リスクも相当高そうだし。
ダンナ氏の人工肛門に「トーマス君」という名前を付け、
トーマスのお誕生日まで設けてる我が家としては
複雑なキモチ。
人工肛門というと厄介なシロモノに思われる方も多いでしょうが、
この9カ月、世話して来たわたしにとったら
なんだか赤ん坊みたいなキモチでもあり、
ダンナ氏にとっても愛着のある身体の一部でもあり、
そして、どっちの医師が言ってることが真実なのかがわからず
今わたし達は悩める子羊、、、とゆーか、老羊^^;
どっちの医師がゆーてることが真実なのかは別としても、
もうダンナ氏の中では
「一生このままでいる」という方向でキモチが決まってる様子。
閉鎖後の排便、、、色々問題も多いようですし、
感覚異常でオムツ生活になる方も多いとか。
排便異常を抱えてまで人工肛門を閉鎖するのは
やっぱり抵抗があります。
なんだか、悩みを抱える為に病院へ行った感じ・・・。
病院側からしたら、人工肛門とお別れできるのはいいことと思うんでしょうけど、
憩室炎から排便困難に陥り、そこから腹膜炎で生命の危機にさらされたダンナ氏にしたら
人工肛門は「命の恩人」とも思える対象なんですよね。
わたし達家族にとってもそれは同じ。
だから、これがなくなったら、また排便困難で
一日中トイレにこもる生活に戻るのでは・・・と不安が一杯。
実際、閉鎖手術してから、一日に50~100回トイレへ行く人もいるとか(T T;)
そんなの・・・怖いよね~~(>_<)
なんとかして、執刀医のK先生とコンタクトを取れるよう
明日からしばし頑張ってみます!
はあ~っ。。。。
正解というのはどこにあるのかわかりません。
もしかして、万人の正解なんて存在しないのではないかと考えさせられる日でした。
わたし達の「正解」をじっくり考えるしかありませんね。
一番は、まず、トーマスの持ち主であるダンナ氏の意見を尊重してあげねばね。
久々、長い文章になってしまいました(涙)



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