若くして結婚したわたしに、母が言った。
「つらいことがあって、もう死にたいとか思うことがあっても、
まずはママのとこへ来るんだよ。約束だよ」
母にしたら、顔色ひとつで娘の異変を察知できる自信があり、
なんらかあってヘロヘロになったら「わたしが引き受ける!」みたいな
そんなものがあったんだろう。
若くして結婚したわたしに、ダンナ氏が言った。
「つらいことがあって、もう死にたいって思うことがあったら俺に正直に言ってね。
その時は、俺も一緒に死ぬから」
・・・・・・・・・・・
あたしゃそん時に思ったね。
わたしはどんなツライことがあっても生きなければ、
死体がふたつ並んで、身内にご迷惑を二倍かけることになるから
たくましく生きようって。
男、女、どっちがどっちの役割でもいい。
とにかく、手を繋いで同じ方向目指して歩いてく限りは、
どっちかがギュッと相方の手を握っていてあげなくては、と。
片方が弱ったら、背中を撫でてあげたり、
片方がしゃがみ込んだら、一緒にしゃがんで同じ地面を見てあげたり。
時にはおぶってあげたり、おんぶされたり。
夫婦は、お互いをジッと見つめあうんじゃなくて、
目指す方向が一緒の、人生の旅の道連れな気がする。
だから、歩みに遅いも早いもなくて、
同じテンポが心地良さの基準かもしんない。
あっ。。。。うちは、わたしがハイピッチだから、
ダンナ氏に縄付けられてるけどね^^;



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