わたしは天才 | 茨城在住デザイナーSAYO時間

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SAYOの日々のあれこれをここで発信します。




小学生低学年の時、担任の先生がとーっても優しくて



わたしは学校が大好きだった。



けど、三年生になったら担任の先生が変わって、



すごく厳しい先生で、いつもわたしはテストでバッテンばかりもらうようになり、



「これ当たってるのになんでバッテンなんですか!」



と食ってかかったら、



「これ、なんて書いたのかな?



先生にはこれは字とは思えないよ」



そう言われ、ひとりだけ余分に漢字の宿題を出された。



わたしだけ居残りさせられて・・・。



恥ずかしかった、、、悔しかった・・・・。



友達は、



「お勉強できるのに居残りさせるなんて、意地悪だよね」



と言ってくれて、わたしは涙が出た。。。



同情されてることに対する悔しい涙。。。




けどね、先生が、



「よく頑張ったね。



ほら、これを見てごらん」



そう言って渡してくれたわたしの最初のノートに書かれてた文字と



先生がわたしだけに与えた宿題をこなした後の文字は



まるで別人だった。





意地悪されてる・・・・。



あの先生、わたしのこと嫌いなんだ・・・。




そう思い込んでたから、悔しくても絶対に泣かなかったけど、



「よく頑張ったね」



とノートを見せられ、頭を撫でられた時、



それまでの生ぬるい自分に気付いて、



本当の優しさってのに気づいて、



先生にしがみついて「わぁーーーーーん!」て泣いた。。。




この先生との出会いがなかったら、



わたしはその後、色んな賞をもらったり、



物事をよく考えることがなかったと今でも想う。




わたしの中にある甘えと可能性の両方を見つけてくれて



こんなわたしを引っ張りあげてくれた先生。




今の時代、こういう先生は流行らないのかな。。。



こういう先生は、PTAに叩かれるんやろなぁ。。。




数年前に先生は他界したけど、



先生が教えてくれたことは、今も胸にある。




40歳になる年に、実家に帰省していた時、



先生と偶然にバッタリ出会い、色々話ができた。




「あなたの活躍は聞いてますよ。



あなたが筆を取る仕事をしていること、



わたしはとっても嬉しいです。



誇りに想ってます」



と、物書きのはしくれのわたしに励ましをくれた。




それが元気な先生とお会いした最期。。。




わたしの中にはあの時の笑顔の先生が



今も焼きついてる。





わたしは、本当にたくさんの人に救われ、



支えられてきたな・・・と、感じずにはいられない。





わたしは天才だよ。




いい人とめぐり合える天才なんだ♪







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