いつもの我が家のわたしの場所で、
静かに本を読んだりチャイティーすすったり、
当たり前だった時間が
とてつもなく愛しく、そしてありがたさに深みが出ました。
人間というのは、
失ったり、
失う寸前でその大切さに気付くという
愚かな部分があります。
愚かゆえ、かわいい生き物でもあるかもしれません。
完璧ほどつまらんものはありませんから。
人間はみんな「未完成」なんですよ。
だからこそ、ないものねだりで
自分とは対照的な人に魅かれたりするものなんですよね。
未完成。
わたし、この言葉、とっても好きです。
未完成は、完成へと近づく道のりですから、
これって「発展」とも言えるのではないかと思うんです。
未完成。
エエ言葉やないですか♪
未熟かてエエやないですか。
なんもわざわざ無理して完熟させんでもエエやないですか。
うちら人間は、トマトやないねんから。
完熟はトマトに任せておきましょうや(笑)
未完成かつ未熟な人生を
楽しんでいくことに致します。
ブラボ~、未熟モノ~~~♪
未熟は熟する手前の
一番楽しい時なんですよ。
そう思えば、
どんなことだって、
どんな失敗だって
愛おしいものです。
本日、ダンナ氏の人工肛門・別名「スケルトン肛門」の袋である
パウチを交換しました。
入浴後の交換だったので、
ダンナ氏はオチンチンもモロ出しの状態。
なんか、赤ちゃんみたいっす。
歳取ったら、少しずつこうして
赤ちゃんへと還っていくんですよね。
年齢は熟しても、
また赤ちゃんへと還っていく人間。
袋のウンチを見ながら、
「よしよし。いい具合のウンチだぞ」・・・と、わたし。
いつもの場所で、
いつものチャイティーを飲みながら、
こういう夫婦になれたことを
神様に感謝してます。
神様にはまだお会いしたことありませんが、
お会いしたら
しっかりとお礼を言わなくては。
ユウヤが赤ちゃんだった頃のウンチ、
一度だって汚いと思ったことありませんでした。
そして、今。
ダンナ氏のウンチ、
汚いなんて思わない。
ダンナ氏は、
「こんなことさせて、、、ごめんな・・・」と謝ってばかりやけど、
「アホか!
こんなことをさせてもらえてありがとうやろ!
こんなこと、滅多に経験できないんやから。
経験をさせてもらえてありがとうやろ!」
いつもの場所で、
いつものチャイティーを飲みながら、
ダンナ氏が、
「俺もキミの為に何か役に立ちたい」と言ったので、
お言葉に甘えて
内職をさせることにしました。
実はダンナ氏、ボタン付けたりとか上手なんです。
ユウヤが学校へ持ってく雑巾や巾着なんかは
ずっとダンナ氏が作ってました。
もちろん、学生服のボタン付けも。
だから、
【SAYO CAFE】の内職させることにしました。
ユウヤいわく、
「うまいこと丸め込んだな」。。。だそうですが、
ぼた餅と亭主くらいは
うまく丸めてなんぼでしょ(笑)
いつもの場所で、
いつものチャイティー飲みながら
いい夜だな~って、ぼんやり思う
チャイティーの似合う
寒い寒いお山の夜です。
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