続々とね、ユウヤ師匠のアトリエの冬物生地がね
入荷してくるわけですよ。
オーダーで作ってるからね、
独立して9年というキャリアもあるからさ、
顧客さんもたくさんいて、
いい生地が一杯入荷できるわけですよ。
その生地をセレクトしてるのってさ、
実は、デザイナーであるわたしなわけですよ。
だのに、、、
指くわえて
「見てるだけ~~~」なわけで。。。
わたしかて、ちょこっと縫えるようになったわけやし、
だから、ちょこっとだけ作りたいな~、、、ってゆーたら、
師匠はこっちを
あの大きなお目目でぎろりと見て、、、、
「こんな高い生地で作るなんて、
まだ早いでしょ?」
わーっとりますって。
わたしがセレクトしたんですから、
どんだけお高い生地かはわーっとります。
しかし、
そこをなんとか、、、、
お代官様~~~!!!
ほんまに、駆け出しのペーペーというのは、
立場がキツイっす。。。
夜風も冷たけりゃ~
師匠も冷たいっ(>_<;)
こしょ~っとアトリエに侵入して
生地を持ってドロン、、、も考えたんですが、
巻きで入荷なので、
わたしの体力じゃ~とてもやないけど、
引きずるのも・・・・・・・・・・無理。(;°皿°)
つーことは~、
体力をつければいいのか・・・となり、
スクワットなんぞをしておりましたら、
「何やってんの?」
とユウヤ。
「スクワット」
とわたし。
「なんでいきなり?」
とユウヤ。
「生地運ぶため」
とわたし。
「へぇ~、生地運びまでやろうなんて、
いい根性だよね。
ペーペーのきつさをやっと自覚したってわけか」
・・・・・ふっ、お前は自分の母親が
虎視眈々と生地を盗人しようとしてる計画に
気付いてないようだな、ぬわっはっは~~~。
お前こそ、あくどいオカンを持ってる自覚が
足らんのじゃーーーーーーーーーっっっ!
・・・と思っていたら、
何やらユウヤはアトリエへおもむろに行き、
スクワットしてるわたしの目の前のテーブルに、
「はい、これ。
1着分ずつの全種類の生地があるから
縫ってみなよ。
生地運ぼうなんてことまで考えてるとはね~。
でも、その細っこい腕じゃ、一反運んだら死ぬって」
・・・・優しい~~~♪
ありがとうございます、師匠!
なーのーでー・・・・・・・・・
生地ドロボーしようとしてたことは、
来世で口裂け女に生まれ変わったとしても
絶対に口は割れんのだ(T T;)
今のオーダー分を縫い終わったら、
冬生地に挑戦だぁ~、
やったぁ~~~(^o^)/
だから、ダンナ氏、、、
わたしにだけは風邪うつすな。。。。
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