本日、お山を下りて買い出しに行ったんですが、
旬のお野菜はなるべく
近所の直売所で買ってます。
キュウリ、
いんげん、
なす。
いずれも、袋にたくさん入って100円。
初めてそこへ買いにいった時、
「あんた、都会の人やろ?
神戸からきとってか?」
と言われました。
いえいえ、地元ですよ・・・なんて会話以来、
おばちゃんとはよく話をするようになり、
今日もカゴを持って行ったら、
「よ~け買っててや~」とおばちゃん♪
合計\600のお野菜を買ったんですが、
100円玉六枚をがま口から取り出して渡した時、
おばちゃんの手を見て思ったんですよ。
爪の中にも土が入り込んでて、
とってもとっても働き者の手。
いい手だなぁ~って見とれてましたら、
「おばちゃんの手~、きったないやろぉ~。
あんたみたいに奇麗な手がうらやましいわ~」
笑って言ってたけど、
わたしは、おばちゃんの手がうらやましかった。
一年やそこらで作りあげられて手じゃないもん。
毎日、
毎日、
それこそ一年中
季節の野菜を育てて、
一年365日働いて出来た野菜を売って
ひと袋100円。
なんかね、、、考えてしまったんですよね。
ユウヤにも言いました。
わたし達は寒い時にあったかい部屋で縫物できて、
暑い時は涼しい室内で仕事できて、
土も耕さずに作れるものを
販売してる。
なんか、、、後ろめたさすら感じるよね、、、と。
食べる物を作れる人、
農民は偉いですよ。
そこから見たら
わたし達のしてることなんて
ヘッポコもいいとこで。。。
百円玉ひとつの重みを
再確認したわたし達親子でありました。
この心持を
モノづくりに活かせたら、、、と思います。
いいえ、活かさなくてはいけない。
百円玉を得る為に、
暑い日も
寒い日も頑張ってる人達の心意気、
見習わせていただこう。
そして・・・・・・・
一日一個、こうして学ばせてもらえる環境に
ありがとうを言わなくては。
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