高梁・佐与谷産廃反対会議 活動報告ブログ -2ページ目

高梁・佐与谷産廃反対会議 活動報告ブログ

高梁川の源流・佐与谷川の安定型産業廃棄物最終処分場に反対する共闘会議の活動をご紹介します。

9月21日(火)11時から県に許可を取り消すよう求めた高裁で2回目の裁判が行われました。私たち原告側は、新たにボーリングを行い簡易水道と有漢川(佐与谷川)との関連性を示した書面や、処分場近くで採取した水の分析結果などを提出しました。採取した水の分析では、ヒ素や窒素の値が高く、CODも基準の上限を示しています。

被告側(岡山県)の弁護士からは、水は許可された後であって、本件には関係ない(許可の時点)との意見がありました。私たちは引き続き監視活動を続けながら、各方面に状況を説明し協力を要請していく予定です。

よろしくお願いいたします。


9月9日(木)午前11時から、操業差止訴訟の控訴審が広島高等裁判所岡山支部で開かれました。コロナ過において傍聴者の人数が制限されるなか役員を中心に傍聴しました。初回期日ということもあり、原告の代表から意見陳述もさせていただきました。計画が明らかになって12年、操業が始まって5年が経過し長い闘いになっていますが、子や孫の世代が暮らせる環境と水資源を残すため引き続き闘います。



岡山県を相手に産業廃棄物最終処分場の設置許可を取り消すよう求めた控訴審が広島高等裁判所岡山支部で始まりました。5月27日の午前11時から行われた初回弁論では原告の意見陳述が認められ、3名の裁判官の前で事務局長の宮田が原告の請求を棄却した1審判決は納得出来ない理由や地域の水の活用実態、簡易水道が設置された頃の聞き取り内容、現地での調査内容などを5分程度にまとめて陳述しました。

裁判所ではコロナ過で入場人員を制限していますので、乗用車に乗り合わせての参加となりました。次回期日は9月21日(火)11:00になりました。また弁護団会議は6月10日オンラインで行われますので私たちは高梁からの参加を予定しています。

引き続きのご支援とご協力をお願いいたします。


梅雨入りが例年より早かったので看板付近の草も元気よく伸びていました。そこで5月22日に役員で県道沿いの看板の下草を刈りました。27日は許可取消訴訟の高裁の初回期日です。コロナ過なので、法廷に入れる人数が限られていますので、今回はバスではなく自家用車の乗り合わせで参加することになりました。引き続きのご支援をお願いいたします。

(事務局 宮田)


広島県三原市の本郷地区に民間が建設していた安定型最終処分場に、広島地裁が建設差し止めを命じました。住民グループの「ストップ本郷処分場」の皆さんとは交流があり、住民の命の水が守られた事はたいへん嬉しく思い紹介します。

こちら→ https://www.facebook.com/shiminyuushi/

事務局 宮田




岡山北エバーグリーンに操業を止めるよう求めた裁判の判決が3月24日午後3時30分からあり、私たちの主張は認められませんでした。

判決後、岡山市内の会場で集会を開き、森野会長から「訴えが認められず悔しい」「地域住民の生活を守るため上告審で闘おう」とありました。

これを受け本日開催した役員会で、控訴準備にむけた行動を展開することを決定しました。引き続き「許可取消訴訟」と「操業差止訴訟」で闘いますので皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

なお判決の概要は判決文を読み込んで後日記載したいと考えます。

事務局 宮田


岡山北エバーグリーン社に操業の差止を求めている訴訟の判決が、令和3年3月24日午後3時30分から岡山地方裁判所であります。許可取消訴訟の一審では原告敗訴となりましたが、この裁判では業者の操業事態の問題や浸透水の水質問題などの証拠を提出しています。

私たちの暮らしと、流域の環境が守らる判決を期待しています。


岡山県に産業廃棄物最終処分場の許可を取消すよう求めた裁判の判決が9月16日に出されました。判決は、本件処分場は安定型最終処分場であり本来的に有害物質を扱う施設でないこと、本件処分場と申立人らの居住地とは約2~5.5㎞も離れており、簡易水道の取水井とも5㎞も離れていること、本件処分場からの浸透水は、河川流入後すぐに130倍(低水量時でも35倍)に希釈され、取水井に至る相当前の段階で824倍(低水量時でも325倍)に希釈されることなどが認められることに照らせば、「重大な損害を避けるため緊急の必要がある」とは言えない。という内容で原告敗訴となりました。

判決後には岡山市内で記者会見を行い、裁判所の判決は不当であり控訴することを表明し、10月11日には、地元の市民センターで弁護団より判決内容の説明と質疑を行いました。

弁護団からは「私たちに負けはない」「なぜならば勝つまで闘うからだ」と力強い言葉もあり参加した住民から大きな拍手がありました。

私たちは、これからも広報活動や調査活動、処分場の監視など続けて行きますので引き続きのご支援やご協力をお願いいたします。


2015年(平成27年)9月17日に原告7名で岡山県を相手に産業廃棄物最終処分場の許可取消を求めた第1審の判決が明日16日午後1時10分から岡山地方裁判所で言い渡されます。

明日はマイクロバスで岡山地裁に行き、裁判所前を行進して入廷する予定で、判決が出された後は岡山市勤労福祉センターへ移動し午後1時40分から報告集会を行う予定です。提訴から5年余りが経過し、処分場が操業して4年余りが経過して現地では大量の廃棄物が埋め立てられ、私たち住民の不安も高まっています。

裁判所には私たちが平和で安心して暮らせるような判断を期待して原告席に座ります。

(事務局 宮田)


岡山北エバーグリーンの最終処分場の操業を止めるように求めた裁判は、9月2日に人証尋問が行われ、原告2名と相手会社1名が受けることになっています。原告弁護団は当日に向けての2回の打ち合わせ会議を行いました。コロナ感染症が収束しないなかでの取り組みで難しいところもありますが、証言に立つ原告2名も準備を進めているところです。

なお、9月2日は13:30から岡山地方裁判所で行われる予定ですが、いつもの様に傍聴者の人数に制限がかけられると思います。

リモートでの弁護団会議