「遊び心」「くだらなさ」「バカバカしさ」がないとダメなんです。
リーディングやチャネリング、ヒーリングの時の「見る」「聴く」「感じる」、
私の場合は、現実で「見えるもの」「触れるもの」「聞こえるもの」に使う身体の感覚＝「五感」の感じ方に、イメージ力、想像力を繋げて、「見えないもの」「物質じゃないもの」を見たり、「聞こえない音（声）」を聴くのに転用してる感じ。
人をリーディングするときも、リアルで誰かと対面したときに感じる「体感」、「この人～な感じ」みたいに感じるときの感覚、「皮膚感覚」というか、その感覚を使っています。
とはいえ、たぶんみんな体は動物だから、実はちゃんと感じていて、そこにはそれほどの差はないと私は考えてます。
じゃあなぜ「リーディング」や「チャネリング」の能力に差があるのか、「見える」とか「聴く」レベルが違うのかというと、
それは、
「脳の使い方とそのスキルの差」だと思います。
五感で感じたことを「感じた」と認知したり、「どのようなものか」判断するのは脳、その人の顕在意識だから。
スピリチュアル的な能力の差は、感じたことを「感じた」と気付けるかどうか、
そして、それがどんなものか、どんな感じなのか、どれだけ繊細に気付けるか、
の差で、
それにしても、もともとそれが素で出来るタイプもいれば、そうでない人もいるけれど、
誰でもそういうときに自分の脳をどう使うかを知り、訓練すれば、「自分なりの分かり方」を伸ばしていけるはずなんですよね。
スピ系の技術って、「イメージ力」が結構大事なんですよ。
リーディングにも。
「見る」「聴く」が苦手、ヒーリングやエネルギーを感じない、って方は、たいてい「想像力」がないです。
彼らにとって現実はそれ以上でも以下でもなく、「もし～だったら」みたいなのを想像しないし、そんなことをしても意味がないと思ってる。
とても「現実的」「実際的」。
ある意味大人で、常識的な社会人。
とはいえ彼らも想像を全くしないというわけじゃないけれど、それは現実に知っている、自身が「ありえる」と考えられる範囲だけで、
なんていうかね、「遊び心」「くだらなさ」「バカバカしさ」がないんですよ。
私は漫画やアニメ、小説、他のいろんな本をかなりたくさん読んできてて、さらに、漫画やアニメ、小説なんかだとその「スピンオフ」をいろいろ想像する、というのをずっとやっていて、
それだけでなく、現実がとてもつらかったので、「もしこうだったら」みたいな現実逃避、空想の中にこもる、というのも四六時中やっていました。
子供のころからずっと、暇さえあれば空想の世界に入り浸ってました。
何なら今でもそう。
でもこれが、スピリチュアルの実践にめちゃくちゃ役立ちました。
「魔法使いサリーちゃん」みたいなことができる世界だったら、とか、「超能力があったら」とか、
現実的な空想にしても、自分が望む展開、ストーリーをイメージしたり、それらすべてに「辻褄」というか、ストーリーとして破綻しすぎないような展開を考えるとか、私はそういうことばっかりしているけど、
彼らにとっては、「それをして何になるの？それに何の意味があるの？」って思うのかもしれない。
それとも、その発想自体がなさ過ぎて、意味さえ分からないのかもしれない。
「そんなの想像で意味ないし、本当の現実じゃないし」って思うのかな。
「こうだったりいいなあ」って想像してワクワク、私はするけど、彼らはそうじゃないのかもしれません。
でもね、脳には現実も想像も区別はないんです。
脳内で想像して観たイメージや感じた感覚感情と、目の前に「ある」と認識した何かは、脳にとってはどれも現実で、全部本物なんですよ。
たとえば、目の前にリンゴがあったとして、「リンゴがある」が当たり前、現実だ、って思う人が多いだろうけど、
本当はそうじゃなくて、
「『リンゴがある』と私は思っている」が本当。
「正しい」と「間違い」、
「現実」と「空想」、
その二つがあるのじゃなくて、
「その二つがある」と思ってる自分がいるだけだし、
「差がある」
「違う」のではなく、
「差がある」「違う」と思ってる自分がいるだけなんだって、
そういう視点とか感覚、大事。
分かるかな。
まあ、「空想力」「妄想力」はスピにおいてとても重要だし、
「そういう空想（妄想）をしてる私」という視点はもっと大事、だということです。
→「視えない」「聴こえない」私がなぜヒーリングをできているのか。
