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サヨナラヒットの野球ブログ 3

首都圏を中心に主に野球場を駆け巡ってます。

 

 

 おはようございます! サヨナラヒットです。

 

 6月2日(日)に観戦した東京六大学野球春季リーグ戦の早稲田大✕慶応大2回戦の観戦記です。

 

 前日の第1戦で勝った早稲田大は優勝に王手。ライバル慶応大に連勝で一気に優勝を決めたいところです。打線も好調でこの試合も有利に試合を展開していくような予想です。ただ第2戦となると投手陣の柱がなく継投がポイント。早めに打線が援護して先手の継投で逃げ切る展開に持ち込みたいところです。

 

 慶応大は残念ながら優勝を逃してこの早慶戦に臨むかたちになりました。しかしこの早慶戦は別格なので何とかライバル早稲田大に一矢を報いたいところです。前日にエース・外丸が打たれて勝てる要素も少ない気がしますが、意地を見せて早慶戦を盛り上げてほしいですね。

 

 それでは観戦記です。

 

 ◎ 6月2日(日) 明治神宮球場

 

 

 ◎ バッテリー

 

 早)宮城、越井、鹿田、香西、安田、伊藤樹-印出

 慶)竹内、小川、木暮、宮腰、渡辺和、外丸-渡辺憩、坪田

 

 本塁打)小澤(早)、渡辺憩(慶)、尾瀬(早)

 二塁打)清原(慶)、尾瀬(早)、寺尾(早)、前田(早)

 

 早稲田大が投打に圧倒して慶応大を一蹴。12-2で慶応大を破り7季ぶり47度目のリーグ優勝を決めました。

 

 早稲田大は1点リードで迎えた5回表、この回先頭の尾瀬のソロホームランを皮切りに、5連打を含む計7本のヒットで大量6点。9-2と大きくリード。その後は計6人の継投で慶応大打線を封じ快勝しました。

 

 敗れた慶応大は序盤は互角の戦いも投手陣が崩壊。大量リードを許した中盤以降は成す術がなく完敗です。

 

 ◎ スターティングメンバー

 

 

 少し見ずらい感じと思います。慶応大、早稲田大ともメンバーを多少入れ替えてます。相手先発投手を予想してのオーダーと感じますが、詳しいところは分かりません。早稲田大は慶応大の先発が左腕と見ましたかね。

 

 ◎ 先発投手

 

 

 慶応大の先発は竹内。先制点をもらいましたが、2回表4安打を打たれ逆転を許して降板。コントロール重視の投手ですが、少し制球に甘さあったかなと思います。今日の内容ではちょっと好調早稲田大の打線を抑えるのは難しかったかなと思います。

 

 

 

 早稲田大の先発は左腕の宮城。コントロールが定まらずかなり苦しい投球内容でした。3回早めの降板もこのあたりにあったかなと感じます。先制点を許した後、味方打線に逆転してもらうと、その1点をピンチを背負いながらもなんとか踏ん張ったのは評価してよいのかなと感じます。ピンチで三振を取れるのはやはり球にキレがあるのかなと感じました。

 

 ◎ 試合経過です。

 

 

 先制したのは慶応。1回裏、1番・水鳥がヒットで出塁。2番・本間がバントで送ると、このチャンスに3番・清原が右中間へ2ベース。慶応は幸先よく1点を先制します。

 

 

 先制を許した早稲田ですが2回表すぐに反撃します。この回先頭の5番・田村がヒットで出塁。その後送りバントとヒットで迎えた1死、1、3塁から8番・中村敢が同点のタイムリー。さらに1番・尾瀬が逆転となる2ベースを放って、早稲田が2-1とします。

 

 

 4回は両チームホームランの応酬となります。4回表、早稲田は7番・小澤のソロで3-1とすると、その裏、慶応は8番・渡辺憩がソロホームラン。3-2と再び1点差に迫ります。

 

 

 しかし接戦もここまで。5回表早稲田打線が大爆発。この回先頭の1番・尾瀬のソロホームランで4-2とすると、1死後に5連打を含む7安打で計6点を挙げ9-2。早くも試合を決定付けます。

 

 

 

 試合はその後淡々とすすんで、9回にも3点を挙げた早稲田が12-2の大差で慶応を破り、7季ぶり47度目の優勝を飾りました。

 

 投打に充実の早稲田はリーグ戦を戦う中で徐々にチームの総合力が上がった印象です。この日も4安打の1番・尾瀬が核弾頭としてよく打線を引っ張りました。あとは伊藤樹がエースとして成長。彼のポテンシャルからしたらまだまだの投球内容に感じますが、まだこれからの伸びしろと思えば楽しみです。小宮山監督の9回2死から伊藤樹投手の起用は温情ではありますが、やはり彼を胴上げ投手にしたかったんですね。監督のエースに対する思いが伝わります。昭和のオジサンはこういうの好きです(笑)。

 

 敗れた慶応は昨年の日本一のチームからはチーム力落ちますが、この結果を糧に秋に巻き返してほしいですね。エースの外丸が9回に登板も3失点。リーグ戦後半からちょっと疲れが見えましたね。一人でチームを支えてきた感じあったので、やはり荷の重さも感じていたのかなと思います。