こんばんは!サヨナラヒットです。

 

 7月9日(日)に観戦した第105回高校野球選手権群馬県大会1回戦の桐生工✕高崎の観戦記です。

 

 春季県大会の結果を踏まえての両チームのチームカラーを想像すると、桐生工は県大会2回戦敗退も2試合で19得点。打力のチームと思うのでその辺りに注目したいと思います。高崎は県下屈指の進学校でありながら一般選考で、春のセンバツは2度出場。文武両道を地で行くチームです。春の県大会では2回戦で関東王者の健大高崎に0-5で敗退。スコア的には完敗ですが、なかなかの戦いぶりかなと感じます。打力を発揮すれば桐生工、しかし総合力では高崎かなという予想の下での観戦になりました。

 

 それでは観戦記です。

 

 7月9日(日)高崎城南球場

 

 

 バッテリー

 

 桐)椎名、手塚-吉澤

 高)堀越-大野

 

 試合は1点を争う好ゲームとなりましたが、1点を追う高崎が、8回裏に7番・今山のタイムリー、敵失などで3点を挙げ逆転。そのまま逃げ切って2回戦進出です。高崎はエース・堀越の好投が桐生工打線を被安打4、1失点の好投が大きかったです。

 

 敗れた桐生工は再三の好守で試合を優位に進めましたが、最後はその堅守が乱れて敗退。惜しかったですね。

 

 ◎先発投手

 

 

 高崎の先発は堀越。足を高く上げる特徴ある投球フォームですが、安定感抜群のピッチングを披露。リズム、制球がよく安心して見ていられる投手といった印象です。

 

 この日は粘り強く投げて、被安打4、2失点の好投。勝利の立役者ですね。

 

 

 桐生工の先発は背番号3の椎名。特徴的なテークバックで相手打線を翻弄。緩急を上手く使い制球も安定してました。8回裏に疲れからか、無死から2四球を与え逆転のきっかけを自ら作ってしまったのが残念でしたが、ピッチング内容は先発の役割十分に果たしました。

 

 試合経過です。

 

 

 先制したのは高崎。1回裏2死3塁の先制のチャンスを掴むと、4番・石田がタイムリー。高崎は幸先よく1点を先制します。

 

 

 高崎の先発・堀越の好投の前に持ち前の打線沈黙の桐生工でしたが、5回表に8番・若林のタイムリーが出て同点に追いつきます。さらに桐生工は6回表には相手エラーで1点を挙げ勝ち越し。2-1とします。

 

 

 高崎は8回裏2つの四球、相手エラーで同点に追いつくと、7番・今山に勝ち越しのタイムリーが出て逆転に成功。3-2とします。さらにこの後バッテリーエラーで高崎はもう1点追加。4-2とします。

 

 

 試合は高崎のエース・堀越が最終回の桐生工打線を3者凡退に抑え4-2で高崎が初戦を突破しました。 高崎は打力は劣る感じしますが、エース・堀越の安定したピッチングが勝利を呼びました。次戦は第1試合で強打を見せた前橋商。堀越投手がどんなピッチングするか楽しみです。

 

 桐生工は再三の好守でいい試合をしましたが、あと一歩及ばなかったですね。高校生らしいチームで好感もてるチームなので、新チーム頑張って欲しいです。好投の椎名投手最後疲れてましたかね。

 

 雑感として高崎の応援凄かったですね。第1試合の農大二高の応援も凄かったですが、試合も含め脱コロナを感じた1日になりました。やっと本来の高校野球の風景帰って来た事を体感できた観戦でした。