術後の腸の癒着 | さよなら子宮筋腫ちゃん

術後の腸の癒着

さよなら子宮筋腫ちゃん-ゆうぐれ


金曜日、大腸癌の精密検査をした。簡易検査が陽性だったためだ。前日の夜下剤を飲んでお腹の中を綺麗にしておく。当日は朝から絶食、9時~11時まで2時間掛けて2リットルの下剤を飲んで完全に洗浄する。その間、5~8回はトイレへ通う。最後は看護婦さんに検査に望めるかどうかのチェックまである。この薬を飲むのがなかなか苦痛だ。整理食塩水みたいに少し甘く塩辛い。同じ日に同じ検査を6人が受けた。


やっと綺麗になったところで、午後から検査。私は3番目、お腹が綺麗になった人から受けることができた。お尻の割れたズボンを履いて、先生に背中を向けた。いつ入ってくるのかな・・・嫌だなと思っていると、いつの間にかするすると入ってきた。入ったところで、いきない7mm位のポリープが見つかった。帰りに取るという。医師とおしゃべりしながら奧へ進んでいく。自分で画像も見られるから面白い。


そのまま奧へ。カーブのところで、お腹がぐーーーーと押されちょっと苦しい。ぐっと我慢しているとまた楽になる。そんなことを3回ほどした所で盲腸へ到着。盲腸には小さな穴が空いていて、ここにスイカの種とかが詰まって盲腸炎になるんだと思っていたが、僅かなくぼみがあるだけだった。腸の中は意外と綺麗。不等変三角形のおにぎりみたいな形をしていることも分かった。「ミクロの決死圏」を体験しながら、元へ戻っていく。帰りは早い。


いよいよポリープの切除、ワイヤーみたいなのを管から挿入し、輪っかを掛けて、えいっと切除する。でも、この前TV「プロフェッショナル」で見たような電気での切除ではなかった。切り跡が白っぽく見えた。そして、ここをクリップ4つで留めた。へぇ、こんな風にするんだ、電気の方がいいなぁ・・・と、チョッピリ思いながらやれやれ。このクリップは自然に排出されるらしい。


検査後、医師の話によると、腸が癒着しているという。えっ?? 子宮筋腫の手術後、あんなに動いたのにダメだったのか・・・ちょっと悲しい。かなり悲しい・・・管の動き方で分かるとか。きっと動きが悪いのだろう。しかし、まぁ、何とか生きているから、仲良く付き合っていくしかないのだろう。


摘出ポリープが悪性でないことを願う。先生の話では悪性の顔はしてないとか。心配してない。